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保険法第25条の請求権代位(自動車の物損交通事故)

2016年10月30日
自動車物損で、私の過失が2、相手の過失が8、で話がまとまりつつあります。
私の車の修理代は150万円で、車両時価額が100万円。経済的全損ですが、自己負担が出ても修理希望です。
相手は対物保険で100×0.8=80万円支払ってくれるはずです
私は保険価額50万円の車両保険に加入しています。
自分の車両保険からの50万円に相手から受け取る80万円と合わせると130万円となり、自腹を切る金額は150-130=20万円、だと思っていました。
私加入の保険会社から「車両保険と対物保険の二重取りはだめ、車両保険50万円を使うと、当社が相手に対する損害賠償請求権を保険法第25条により50万円を限度に代位取得する。その場合、相手から80-50=30万円、当社から50万円。計80万円の受け取り(自腹70万)」という説明を受けました。

保険法第25条を読んで、第1項第1号の額は50万円、第1項第2号の額は「当該保険者が行った保険給付の額がてん補損害額に不足するときは、被保険者債権の額から当該不足額を控除した残額」で80-(100-50)=30万円。保険会社が代位取得するのは少ない方30万円。第2項で80-30=50万円の弁済を私は相手から受け取る。別途、保険会社から車両保険50万円を受け取る。計100万円を受け取ることができる(自腹50万)、と考えました。保険会社に伝えたところ、「そんな計算はない。計80万円だ」と譲りません。

相手も弁護士ドットコムを読むかもしれないので、金額や過失割合は実際と変えていますが、話の筋と数字の大小関係(車両保険金額<車両時価額<修理代)は本当の話です。全損による買い替えの見舞金の加算やスクラップ後の金属価格の控除の説明を保険会社から受けていますが、少額なので省略しています。

行政開催の法律相談を受けましたが、「時価100万円の車の車両保険が50万円というのはおかしい」と前提から疑われ、インターネットダイレクト保険では保険料を抑えるためそういうことがあるということをおじいちゃん先生に理解してもらえず、時間切れ。そこで先生方に質問がございます。

1. 130万円、保険会社がいう80万円、私が保険法第25条を読んで考えた100万円。どれが正しいのでしょうか。
2. 130万あるいは100万が正しい場合、保険会社にはどう説明すればよいでしょうか。
相談者(497626)の相談

みんなの回答

中島 繁樹
中島 繁樹 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 福岡県1
ありがとう
保険会社が言うのが正しいです。すべての保険会社がそのように運用しています。

2016年11月06日 22時32分

この投稿は、2016年10月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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