交通事故と医療過誤訴訟の損害賠償請求について

公開日: 相談日:2022年05月11日
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【相談の背景】
交通事故と医療過誤訴訟の損害賠償請求について

よろしくお願いします。

【質問1】
1 計算の仕方は全く同じでしょうか?
2 どちらかにあって、どちらかにはない項目はありますか?
3 請求金額=損害賠償+慰謝料となるのですよね?損害賠償に慰謝料が含まれるわけではないですよね?

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    > 【質問1】
    >
    > 1 計算の仕方は全く同じでしょうか?
    > 一緒です

    > 2 どちらかにあって、どちらかにはない項目はありますか?

    ないです
    >
    > 3 請求金額=損害賠償+慰謝料となるのですよね?損害賠償に慰謝料が含まれるわけではないですよね?
    損害賠償に慰謝料が含まれます

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    1 損害賠償項目としては、どちらも同じです。そして、慰謝料は、項目の一つです。
    そして、重要なものとしては、死亡あるいは後遺障害の逸失利益がありますし、将来の介護費用というものがある場合もあります。また、慰謝料も入通院慰謝料と後遺症慰謝料とがあります。
    2 算定基準つまり計算方法としては、既に他の先生が述べておられるように、交通事故損害賠償算定基準が参考にされています。しかし、実際の裁判例においては、交通事故の算定基準よりも一般的に慰謝料は低い傾向にあります。それは、交通事故には自賠責保険という強制保険があり上乗せとしての任意保険会社を合わせると保険制度が充実しているのに対して、医療の賠償責任保険のボリュームが少ないと言う現実を反映しています。
    3 そして、交通事故と医療の賠償請求において、因果関係及び過失の証明がかなり違います。つまり、医療過誤訴訟ではそれらの証明が困難であると言えます。それは、交通事故は加害者と被害者の立場が交換しうる、つまり誰でもいずれかの立場になるかもしれないという前提に対して、医療過誤は医療側と患者という非対称な関係で情報量の違いがあるからです。
    4 そのために、交通事故との違いで言えば、医療行為自体は適切であったものの、悪い結果が生じたような場合に因果関係はないのですが、医療行為の説明義務違反があれば慰謝料の範囲で損害賠償を認めるという場合があるのは医療過誤の交通事故賠償にはない違いといえます。
    さらに、医療行為が水準に達していないものの、前記の情報量の違いから、因果関係も過失も立証できない場合があります。その場合にも因果関係は証明されていないものの医療水準に達した治療がされていれば生存できていた可能性あるいは後遺障害を避けられた可能性の侵害があったとして、慰謝料の範囲で請求を認めることも違いの一つです。

この投稿は、2022年05月時点の情報です。
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