交通事故で加害者が病気で死亡してしまった場合について

公開日: 相談日:2021年09月12日
  • 2弁護士
  • 2回答
ベストアンサー

【相談の背景】
加害者が心筋梗塞などの病気で運転中に事故を起こした場合。

【質問1】
被害者は損害賠償請求はできるのでしょうか?

1063976さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士ランキング
    長崎県1位
    ベストアンサー
    タッチして回答を見る

    損害賠償請求するためには、加害者に故意または過失が必要とされています(民法709条)。
    持病があって心筋梗塞が予見できたなどの事情があれば、過失があるとして責任追及できる可能性はありますが、そのような事情がなく、まったく予想できず心筋梗塞となり、事故を避けようがなかったということなら、故意も過失もないということになるため、損害賠償請求は認められない、ということになるかもしれません。

    (不法行為による損害賠償)
    民法第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

  • タッチして回答を見る

    加害者が心筋梗塞などの病気で運転中に事故を起こした場合
    被害者は損害賠償請求はできるのでしょうか?

    少なくとも人身事故については,自賠法で自動車運行供用者の責任は無過失責任に近い責任が規定されています。
    物損については,加害者の過失を立証できないと損害賠償請求はできません。この場合の過失の存否は,加害者に心筋梗塞になることの予見が可能であったかが問題となり,事案次第ということになるでしょう。


    自動車損害賠償保障法
    (昭和三十年法律第九十七号)
    第一章 総則
    (この法律の目的)
    第一条 この法律は、自動車の運行によつて人の生命又は身体が害された場合における損害賠償を保障する制度を確立することにより、被害者の保護を図り、あわせて自動車運送の健全な発達に資することを目的とする。
    (定義)
    第二条 この法律で「自動車」とは、道路運送車両法(昭和二十六年法律第百八十五号)第二条第二項に規定する自動車(農耕作業の用に供することを目的として製作した小型特殊自動車を除く。)及び同条第三項に規定する原動機付自転車をいう。
    2 この法律で「運行」とは、人又は物を運送するとしないとにかかわらず、自動車を当該装置の用い方に従い用いることをいう。
    3 この法律で「保有者」とは、自動車の所有者その他自動車を使用する権利を有する者で、自己のために自動車を運行の用に供するものをいう。
    4 この法律で「運転者」とは、他人のために自動車の運転又は運転の補助に従事する者をいう。
    第二章 自動車損害賠償責任
    (自動車損害賠償責任)
    第三条 自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によつて他人の生命又は身体を害したときは、これによつて生じた損害を賠償する責に任ずる。ただし、自己及び運転者が自動車の運行に関し注意を怠らなかつたこと、被害者又は運転者以外の第三者に故意又は過失があつたこと並びに自動車に構造上の欠陥又は機能の障害がなかつたことを証明したときは、この限りでない。
    (民法の適用)
    第四条 自己のために自動車を運行の用に供する者の損害賠償の責任については、前条の規定によるほか、民法(明治二十九年法律第八十九号)の規定による。

この投稿は、2021年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから

もっとお悩みに近い相談を探す