高次脳機能障害における逸失利益と将来介護費

公開日: 相談日:2020年02月22日
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ベストアンサー

私の母が高次脳機能障害で4級(肩との併合)単独では5級です。

母は兼業主婦で、64歳です。事故時は61歳です。パートの収入は年収100万円ほどです。
逸失利益の計算は、平均賃金で計算してよいのでしょうか?ざっと算定するとどのくらいとみてよいのでしょうか?

また、母はひとりでは買い物にいけませんし、帰り道がわからなくなるので外にもいけません。そこで、こういう場合将来介護費として、
5,000円×365日×平均寿命までの数字
で計算して請求できるものなのでしょうか?

もし弁護士さんに御願いしたらそのようになる可能性をお示しいただければと存じます。あくまで一般論で大丈夫です。
よろしくお願い申し上げます。

895545さんの相談

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    >逸失利益の計算は、平均賃金で計算してよいのでしょうか?ざっと算定するとどのくらいとみてよいのでしょうか?
    →基礎収入額については、兼業主婦ということであれば、いわゆる賃金センサスを用いた平均賃金を用いて計算するべきでしょう。何年度のものを用いるかについては、症状固定時期によっても異なります。

    >こういう場合将来介護費として、5,000円×365日×平均寿命までの数字で計算して請求できるものなのでしょうか?
    →そのまま認められるかどうかはともかく請求することそれ自体は可能です。
    なお、日額については、5000円ではなく、近親者介護の場合には8000円を基準とすることも多いです。

    お困りのことかと思いましたので、一般論の限りで恐縮ではございますが、回答させていただきました。
    大変な思いをされておりお見舞い申し上げます。弁護士介入によって金額の増額は見込める事案と思いますので、お近くの弁護士に直接面談にて相談の上、信頼できそうな弁護士に依頼することをお勧めいたします。

  • 相談者 895545さん

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    ご回答ありがとうございます。

    将来介護費についてですが、これは
    事故の日から
    症状固定日から
    本日から
    の3通りくらいあると思うのですが、どれが裁判所的には正しいのでしょうか?

  • 弁護士ランキング
    埼玉県4位
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    1 既に、金原先生がお答えになっておられるので、私の方は補足的にご説明をさせていただきます。
    2 第1の逸失利益の基礎収入についてですが、パート収入がある兼業主婦の場合には、訴訟基準で言えば、賃金センサスの平均賃金となります。その平均賃金の種類はいくつかありますが、女性全学歴計年齢別賃金となります。症状固定時の満年齢が仮に63歳とすると、60から64歳の女性全学歴計年齢別賃金です。保険会社の提案として平均賃金を示すことはほとんど考えられず、おそらくいわゆる自賠責で言う主婦休損日額5700円を提案してくると考えられます。上記の賃金センサスでは約1万円弱となるでしょうから、その差は大きいと言えます。また、喪失期間は満年齢の平均余命の半分です。
    3 第2の将来の介護費用についてです。高次脳機能障害については、3級以下であっても認められることがあります。それは、介助というよりも不穏な行動等に対する監視の要素が大きいものです。お母様に関しては、知っている道なのに迷うという地誌的失見当識がみられ、あるいは徘徊のおそれがあるのでしょうか。また買い物ができないというのは金銭管理ができないということでしょうか。近親者介護費用の日額は8000円というのは、かなり上限に近いものです。実際の家族構成と失われた能力の内容と程度により近親者がどの程度カバーしなければならないのか、実態によって異なってきます。したがって、買い物、金銭管理、家事のほとんどを近親者が代替しなければならない状況であれば、5000円が相当であるか、それ以上の可能性もありますし、代替部分が少なければ3000円程度と言うこともあります。さらに、身辺の整理や身支度にも介助が必要な程度(身体能力の低下ではなく、物忘れによってということです。)であったり、同居の配偶者あるいは子ども等の親族に対する言動の問題がひどくなるようであれば、施設介護も選択に入れなければなりません。その場合には、年齢から言うと介護保険の適用を受けて、本人負担分を賠償請求すると言うこともあり得ます。
    4 以上、大変ご苦労も多いことと思いますが、金銭賠償の前提として介護のあり方が重要です。また、納得がいく解決のためには検討事項が多いので、弁護士に依頼をすべきかと思います。

この投稿は、2020年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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