公務員の逸失利益について質問します。

公開日: 相談日:2016年01月10日
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公務員の逸失利益について質問します。交通事故にて後遺症害12級7号の判定がでました。年収は500万程度です。しかしながら当方公務員であるため逸失利益はないとの示談案が提示されております。確かに源泉徴収票上の年収減はありません。しかし、人事評価等考え、痛みがあろうと頑張り、毎日朝晩マッサージ等行い、同僚等の協力もありなんとか業務をこなしております。判例も公務員には厳しい内容が多いようですので、一般的な裁判基準の逸失利益と比較して著しく低い示談案ですが受け入れるべきなのでしょうか。

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  • 清水 卓 弁護士

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    交通事故
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    >判例も公務員には厳しい内容が多いようですので、一般的な裁判基準の逸失利益と比較して著しく低い示談案ですが受け入れるべきなのでしょうか。

    → 事故後も減収が認められないケース(公務員も含みます)では、裁判所は,①昇進・昇給等における不利益,②業務への支障,③退職・転職の可能性,④勤務先の規模・存族可能性,⑤本人の努力,⑥勤務先の配慮,⑦生活上の支障等の具体的な事情を総合的に考慮し,逸失利益の認定をしています。

    あなたと同一等級のケースでは,例えば,以下のような裁判例があります。

    郵政局医務室勤務の放射線技師(男・固定時52歳)の右膝関節機能障害(12級7号)につき,減収がないのは被害者の努力によるもので、今後病院勤務に転出できないことによる昇給上の不利益を被る蓋然性もあるとして,15年間10%の労働能力喪失を認めた。
    (大阪地判平13.11.30 交民34・6・1567)

    あなたのケースでも,源泉徴収票上の年収減はないようですが,「人事評価等考え、痛みがあろうと頑張り、毎日朝晩マッサージ等行い、同僚等の協力もありなんとか業務をこなしております」との事情もあるようですので,相手方保険会社の主張は正当ではなく,正当な逸失利益が認められる可能性があります。

    ご自身での対応が難しいようであれば,弁護士に相談の上,示談交渉や訴訟の依頼も検討してみてください。

この投稿は、2016年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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