「身体障害者の等級」の申請と「交通事故の後遺症の等級」の認定との関連について

公開日: 相談日:2013年07月27日
  • 2弁護士
  • 2回答

先日、ご質問させて頂いた件に関連してのご質問です。

2年前に妻が交通事故に遭いました。
加害者の車両が前方不注意で、信号停止中の妻の原付に追突。
妻は脛を複雑骨折し3ヵ月入院。
骨折の際、運動神経と感覚神経を座滅損傷したため、重篤な障害を負いました。

現在も通院中で、神経障害の投薬とステロイド注射を受け、リハビリを行っていますが、神経障害がひどく、痛みと共に勝手に足指が収縮してしまい、足裏を接地出来ないため、歩行も困難な状態が続いています。
医師の判断により、まだ症状固定せず治療は継続する方針ですが、周囲より不便な日常生活を見かねて、身体障害者の申請をしてはどうかと提案を受けました。
治療継続中の状況で、身体障害者の認定を受けた場合、今後、保険会社と後遺症の等級を認定する際に、身体障害者の等級が影響を受けないかが不明なので、手続きを躊躇しています。

この「身体障害者の等級」の申請と「交通事故の後遺症の等級」の認定との関連について、教えて頂ければと思います。

・症状固定まで身障者の申請は控えておいたほうが良いのか(控えたほうが良い場合は、その理由も知りたいです)
・それとも症状固定を気にせず、身障者の申請をしても問題ないのか

よろしくお願い致します。

191750さんの相談

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    藤井と申します。
    まず、自賠責の後遺障害認定をする際に、身体障害者の認定の有無が、要件になっていないため、特に後遺症の認定の際に問題になることはありません。
    もちろん、認定の基礎となる奥様の状態がかぶることはありますが、判断の時期が異なりますし、これから症状固定に至るまでに少しは改善することも考えられますので、後遺障害認定の際の奥様の状態が必ずしも、身体障害者認定の際の状態とも限らないでしょう。

    具体的なことは分かりませんが、書かれた奥様の下肢の状態を見ると、国民年金の障害基礎年金が受給できる可能性もあります。また厚生年金加入の場合は、障害厚生年金の対象になる場合があります。
    これらが支給されたときは、最終的に受給した分の金額は、賠償額から差し引かれますが、相手方との交渉や裁判では、因果関係や寄与度を争われる可能性もありますので、受給をするのが良いかもしれません。

    交通事故では、治療費が払ってもらえる間に、できるだけ回復するのが被害者ご自身にとってはベストです。
    ずっと身体を使って生きて行かねばならないのですから、後遺障害ほど辛いものはありません。
    とにかく、症状固定までが勝負です。それでも治らなかった場合には、失った機能をお金で填補してもらわざるをえません。
    リハビリは、先が見えず辛いでしょうが、治す!という気持ちをもって頑張っていただきたいです。

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    行政が判断する身体障害の等級認定と交通事故の後遺症の認定とは全く別物です。
    行政の等級認定は,様々な法律によって行政から受けることができるサービスや支援の内容を判断するものです。
    他方,交通事故の等級認定は,将来得られたであろう利益(専業主婦の方にも存在します。)の額や後遺症慰謝料を決定するためのものです。
    私の依頼者でも何名が重度の障害を負ってしまわれた方がおり,行政の障害者認定を受けて治療を継続されている方もおりますので,早急に行政に相談された方がよいです。

この投稿は、2013年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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