後遺症診断書に治療拒否と書かれました。認定されますか?

後遺症診断書に治療拒否とかかれましたが後遺症認定に影響ありますか?また認定されますか?

昨年に自転車の自損事故で肘を骨折して手術しボルトで骨をつなぎました。

その後手術した病院を退院し、近所の整形外科で通院リハビリしましたが肘が曲がらず、
腕を庇う為か肩も上がらなくなりました。
リハビリに通うものの状況はあまりよく成らず、麻酔下での受動術をすすめられましたが
手術しても良くならなかったのでお断りしました。マッサージと温熱治療を継続し
積極的に通院しました。が、症状はあまり改善しませんでした。

その後、リハビリには通っていましたが家庭の事情で通院が困難となり後遺症診断書を
書いていただく事になりました。(通院期間は約10ヶ月)

後遺症診断書を見ると「麻酔下での受動術を拒否した為症状固定となる」

と、書かれています。

この後遺症診断書で後遺症認定されますでしょうか?

後遺症診断書の書き方が良くないのであれば、
どの様に書いてもらうのが良いのでしょうか?
2014年07月30日 14時22分

みんなの回答

大原 雅之
大原 雅之 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
>この後遺症診断書で後遺症認定されますでしょうか?

後遺症認定されるかどうかは,
自覚症状や他覚的所見,検査結果など,
後遺症診断書の他の部分の記載内容によって変わりますので,
ここでは判断することはできません。


「麻酔下での受動術を拒否した為症状固定となる」
との記載によれば,仮に後遺症があるという判断されたとしても,
交通事故との因果関係や,過失相殺を争われることが予想されます。

交通事故の治療の要否や内容は,医師の判断が尊重されますので,

「医師の勧める治療を受けていれば,後遺症にはならなかった。
 だから後遺症は,交通事故とは因果関係がない」
とか,
「交通事故との因果関係があるとしても,医師の勧める治療を受けていれば,
 損害は拡大しなかった。だから,相当程度過失相殺されるべきである」

というような形で争われることが予想されます。

「麻酔下での受動術を拒否した」との記載は,
医師と相談して削除してもらえるのであれば,
削除してもらったらいいと思いますが,
おそらくは診療記録(カルテ)に同様の記載はあるでしょうから,
いずれにしても争われる可能性があることは覚悟しておく必要があります。

2014年07月30日 14時55分

田奧 明生
田奧 明生 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
基本的に,症状固定後の肘の可動域制限が後遺障害等級の要件を満たし,それが事故に起因するものであれば後遺障害等級の認定は下りるはずです。
麻酔下の受動術の拒否がこれにどのように影響するかですが,考えられるのは,「可動域制限が残ったのは,適切な治療を受けないからであり事故との因果関係がない」ということでしょうか。しかし,事故によって傷害を負い,症状固定後も症状が残ったのは事実なので,苦しい反論のように思います。もっとも,損害拡大に被害者の落ち度があったとして,過失相殺の可能性はあります。
さて,後遺障害等級の申請をするにあたって保険会社任せにしておくと,事前認定という手続きに乗ることになり,後遺障害等級の認定機関(損害保険料率算出機構)に対する申請書類の中に保険会社の用意した意見書(例えば,麻酔下の受動術が有用であるという内容の意見書)をつけて出される可能性があります。これを避けるには,弁護士に委任して,被害者請求という手続きで,直接認定機関に後遺障害等級を認定申請をすることをおすすめします。

2014年07月30日 14時57分

この投稿は、2014年07月30日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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