後遺障害逸失利益について

交通事故(停車時に後方から追突された)で、後遺障害の併合14級に認定され、現在、示談交渉中です。
先方の保険会社からの示談の内容に概ね賛同できるのですが、逸失利益の期間について3年と提示されている部部だけ納得がいきません。ネットで検索すると3~5年、となっていますが、例えば訴訟を起こし(弁護士費用は考えない)た場合、決定までどのくらいの日数を要するか、また、5年と認められる可能性はどの位か、教えてください。
また、他の項目は示談を成立させて、逸失期間だけを争うことは可能ですか?この点もお教え下さい。
2018年01月06日 07時18分

みんなの回答

黒岩 英一
黒岩 英一 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 長崎県1
ありがとう
症状次第ですが、5年と認められる可能性は相当程度あると思われます。

示談を成立させるというのは、具体的賠償額を確定させるということです。
逸失利益の期間を争うということは賠償額が確定しないということになるため、示談を成立させることは難しいでしょう。

争いのない部分だけ支払うよう求めることはできますが、保険会社から足元を見られかねないため、あまりお勧めはできません。

今後の対応については、紛争処理センターの和解あっせんの利用を検討されてみてください。
これを利用すれば、個人での対処も比較的容易です。

2018年01月06日 07時32分

久保田 匡彦
久保田 匡彦 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
念のため注意喚起させていただきますと、そもそも、どのような内容の後遺障害で併合14級が認定されたのかという点が前提問題になります。
仮に、他覚所見のないむち打ち症状で併合14級ということであれば、5年と認められる可能性は十分あると見込まれます。
あるいは、むち打ち症状以外の症状であれば、5年どころか、67歳になるまでの期間を労働能力喪失期間として認められる可能性もあります。

2018年01月06日 22時40分

相談者
 頚椎、腰椎捻挫の併合14級です。
 また、通院慰謝料は9ケ月の通院で130万円の提示です。
 もし、訴訟をしたら解決までの標準的に要する期間はどのくらいになるでしょうか?

2018年01月07日 09時13分

久保田 匡彦
久保田 匡彦 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
他覚所見のないむち打ち症で14級のようですので、逸失利益における労働能力喪失期間は、特段の事情がなければ5年に落ち着く可能性が高いかと思います(訴訟提起をされるのであれば、カルテ等の記載をもとに反論されて5年より短くなってしまう可能性もゼロではないですし、逆に、カルテ等の記載をもって5年より長いとの主張が通る可能性もゼロではありません。)。

なお、訴訟において、自賠責が認定した後遺障害等級がそのまま認められるとは限らず、ごくまれに、訴訟では後遺障害非該当と判断されてしまって後遺障害慰謝料も逸失利益もゼロとされてしまい、結果的に訴訟提起をして損をしてしまうというケースもゼロではないようですのでご留意ください。
個人的な印象としましては、訴訟に要する期間としましては6か月から1年程度が目安といったところでしょうか(争点が少なくても、刑事記録やカルテの文書送付嘱託をされることが多いので)。もちろん、相手と裁判所次第な面もありますので、もっと長引くこともあれば、短期間で片付くこともあります。

2018年01月10日 14時32分

相談者
 この段階で、傷害部分の損害を先行示談し、「後遺障害部分の損害だけを訴訟で争う」という考え方に矛盾はありますか?(当然先方の保険会社が了承したとしてですが。)
 よろしくお願いします。

2018年01月10日 17時32分

久保田 匡彦
久保田 匡彦 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
理論上は可能ですが、示談書の留保文言がなかなか難しいかと思います。

私の記憶が正しければ、先行示談後に、自賠責での後遺障害等級認定を目指すもうまくいかず、訴訟で後遺障害等級認定を求めたケースにおいて、示談書の留保文言が、訴訟で後遺障害等級認定を争うことまでは留保したと解することはできないと判断されていた裁判例があったように思われます(弁護士が付いていた事案です)。

2018年01月11日 19時48分

相談者
 既に私の場合、併合14級が認定されており、後遺障害慰謝料110万の提示があります。
 本音は{後遺障害逸失利益}だけを争いたいと思いますが、可能でしょうか?

2018年01月12日 08時07分

この投稿は、2018年01月06日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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