道路交通法第27条の概念について

公開日: 相談日:2022年09月27日
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【相談の背景】
先日、免許の更新の為に警察署に行ったついでに以前から疑問に思っていた道路交通法第27条について質問しました
条文を読み私なりの解釈では、高速道路のような追い越し車線のある道路ではなく片側一車線又はセンターラインのない道路での追い越される側のルールと解釈していたのですがネット等で調べても明確な情報がなく警察官に質問したと言う経緯です
対応した警察官から明確な答えはなく状況によってケースバイケースだと主張し、聞きたいのはこの27条の概念、定理を聞きたいんだと何度も聞き直したのですが明確な答えはなく、基本的には追い越し車線のある道路でも追い越しの邪魔はしてはいけないとの事
しかし私が疑問に思っている事は都市部の高速道路等では追い越し車線が切れ目なく車が走っている状況の時もあり、第一走行車線の車が追い越しの邪魔してはいけないとなるといつまでも加速が出来ない状況が生まれ円滑な交通の流れを阻害する事になりますので、27条が追い越し車線のある道路では適用されるルールではないと思うのです。

【質問1】
道路交通法第27条が高速道路等の追い越し車線のある道路でも適用されるルールなのか法的に正しい解釈を教えて下さい。

1188604さんの相談

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    風見 美瑠 弁護士

    注力分野
    交通事故
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    追い越し車線のある道路でも適用されます。
    道交法27条は、簡単に言うと”自分を追い越そうとしている車の進路変更を妨害してはいけない”という趣旨なので、1車線道路の場合に限られません。


    ご懸念の“右車線を並走している車があると加速できなくならないか”という点については、基本的には杞憂です。

    道交法2条21号で、「追越し」は「車両が他の車両等に追い付いた場合において、その進路を変えてその追い付いた車両等の側方を通過し、かつ、当該車両等の前方に出ることをいう。」と定義されています。
    2車線道路で自分が左車線を走っている場合で言い換えると、”相手車両が左車線を走ってきて自分に追いつき、右車線に出て自分の右側を通過し、再び左車線に戻ってくること”が「追越し」です。
    ”遠くからずっと右車線を走ったままで自分の右を走り抜けていくこと”は、「追越し」に当たりません。いわゆる「追い抜き」です。
    そのため、右車線を並走している車がいるだけでは「追越し」ではないため、加速しても27条違反にはならないと考えれます。

    ただ、ずっと右車線を走ってきた相手が自分を抜いた後に左車線に入ろうとしているような場合ですと、自車が加速してしまうと相手の進路変更を妨害することになるため、追い抜きではあっても27条の趣旨と抵触します。
    そのため、警官がケースバイケースと回答することも仕方ないところです。

  • 相談者 1188604さん

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    風見先生お忙しい中、私の質問に回答頂きありがとうございます。
    回答の内容は理解しました
    やはり追い越し車線のある道路ではこの第27条を厳守するのは難しいと思いました
    先生の回答で追い越しと追い抜きの定義が示されてましたが
    後方車両の確認を常時しながら運転はしてはいないので、追い越し車線での並走車が追い越し車なのか追い抜き車なのかの認識するのはなかなか難しいと思いますし、あまり神経質になっても交通の流れを乱すと思いますから
    私なりの解釈として、交通量の多い複車線道路では故意に追い越しの邪魔をしなければ違反行為には当たらないのかと、道交法よりもマナーの方を気をつけて対処した方が良さそうですね。

この投稿は、2022年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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