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異物混入騒動「ペヤング」6月販売再開、新容器の素材は「発泡スチロールとアルミ」
ペヤングの容器が刷新される(写真は販売停止前の旧パッケージ)

異物混入騒動「ペヤング」6月販売再開、新容器の素材は「発泡スチロールとアルミ」

インスタントカップ焼きそば「ペヤング」を製造する「まるか食品」(群馬県伊勢崎市)は4月2日、現在停止している販売を6月上旬に再開することを明らかにした。同社によると、生産・販売を再開するのはレギュラーサイズの「ペヤングソースやきそば」の一品のみになるという。

昨年12月、ペヤングにゴキブリとみられる異物が混入している画像がツイッター上に投稿されて、大きな話題になった。まるか食品は同月、「製造過程での混入の可能性は否定できない」として、ペヤングの生産・販売を全面的に停止。製造工程やパッケージの見直しなど、異物が混入しないような方策を立てていた。

同社の広報担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「販売再開について一定のメドが立った」と対策が講じられたことを説明した。異物混入の対策の一環として、容器についてはプラスチックのカップとフタから、「発泡スチロール」のカップと「アルミ」のフタに変更。その上から、これまでと同じデザインをプリントしたフィルムで包装する。記者は新しい容器の写真の提供を求めたが、担当者は「まだ提供できない」と述べた。

すでに得意先の大手量販店などに、再開スケジュールを伝え、6月上旬から関東地区(1都6県)で販売をはじめるという。その後、エリアを順次広げて、7月6日までに全面的な販売再開を予定している。

販売再開のニュースが報じられると、ツイッターでは「復活を待ってた」「早く食べたい」と期待する声がある一方、「再発売されても買わないよ」といった冷ややかな意見も見られた。

(弁護士ドットコムニュース)

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