憲法の法の下の平等は、国家と公務員を拘束するのみ?個人は人を差別しても良い?

憲法の法の下の平等云々の規定は、国家と公務員を拘束するのみなのでしょうか?
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」等と憲法に明記してあったとしても個人はそれらの理由をもとに人を差別しても憲法上は問題ないのでしょうか?

日本国憲法
第十一条  国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第十四条  すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
2016年09月07日 14時41分

みんなの回答

三本 章
三本 章 弁護士
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弁護士が同意2
ありがとう
その点は憲法の私人間適用というものが問題となります。
憲法が直接に適用されるのではなく,民法の公序良俗違反などの一般条項の判断の中で憲法の趣旨が反映されることになるというのが一般的です。

2016年09月07日 14時44分

岡田 晃朝
岡田 晃朝 弁護士
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ありがとう
憲法は国家と私人の取り決めですので、私人同士に対する取り決めではありません。
私人同士については、その内容に応じて差別が債務不履行となったり、不法行為になったり、差別的な契約が無効になったりすることはありうるでしょう。

2016年09月07日 14時45分

萩原 猛
萩原 猛 弁護士
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ありがとう
<個人はそれらの理由をもとに人を差別しても憲法上は問題ないのでしょうか?>

 問題ありません。

2016年09月07日 16時03分

相談者
憲法以外にも人権云々が書かれた法律はありますか?

2016年09月07日 22時38分

萩原 猛
萩原 猛 弁護士
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ありがとう
<人権云々が書かれた法律>

 意味が分かりません?
 人権=基本的人権の保障については、憲法が規定しています。

2016年09月08日 16時46分

相談者
では、国民に人権を尊重するように定めた規定は存在しないということでしょうか?

2016年09月09日 18時21分

萩原 猛
萩原 猛 弁護士
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ありがとう
 直接、「国民に人権を尊重するように定めた規定」を有する「法律」はないでしょう。

2016年09月09日 20時25分

相談者
      間接的なものはあるんですか?

2016年09月10日 09時15分

萩原 猛
萩原 猛 弁護士
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弁護士が同意2
ありがとう
刑法を始めとする各種の刑罰法規は、間接的に、人権保障を補強しているでしょう。殺人罪・傷害罪の規定によって、人の生命、身体に損傷を与えた人は処罰されることによって、人身の自由という憲法上の人権保障を強化するでしょう。窃盗罪・詐欺罪等財産犯を処罰することによって、財産権の保障が強化されるでしょう。こういった例は、枚挙にいとまがないでしょう。

2016年09月10日 09時49分

この投稿は、2016年09月07日時点の情報です。
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