公務員職権濫用罪について(一般論としての考え方を教えて下さい)

下記の1.2.3.は,正しいですか? 誤りの場合は,どこが間違っていますか?

1.控訴審の裁判官が職務上の権限を不法に行使して,原告(国民)の法律上認められている権利の行使を妨害する行為は,刑法第193条の公務員職権濫用罪に該当する。

2.前訴に於いて判断していない「後訴の訴訟物」を前訴既判力に抵触すると判決を下す目的で,前訴の訴訟物を「後訴の訴訟物」を包含する概念に意図的に改ざんする行為は,裁判官の職務上の権限を不法に行使するものである。

3.上記2の行為を控訴審の裁判官が行って,結果として,原告(国民)の法律上認められている「後訴の訴訟物」を裁判所で判断してもらう権利の行使を妨害している場合には,刑法第193条の公務員職権濫用罪に該当する。
2015年03月13日 09時18分

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中島 繁樹
中島 繁樹 弁護士
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1.控訴審の裁判官が職務上の権限を不法に行使して,原告(国民)の法律上認められている権利の行使を妨害する行為は,刑法第193条の公務員職権濫用罪に該当する。
 誤りです。裁判官が訴訟手続きの中で判断をすることは、内容が仮に誤っていたとしても、形式の上で不法という評価はできません。

2.前訴に於いて判断していない「後訴の訴訟物」を前訴既判力に抵触すると判決を下す目的で,前訴の訴訟物を「後訴の訴訟物」を包含する概念に意図的に改ざんする行為は,裁判官の職務上の権限を不法に行使するものである。
 そうではありません。判決の内容の誤りは、上訴により訴訟手続きの中で争うしかないのです。

3.上記2の行為を控訴審の裁判官が行って,結果として,原告(国民)の法律上認められている「後訴の訴訟物」を裁判所で判断してもらう権利の行使を妨害している場合には,刑法第193条の公務員職権濫用罪に該当する。
 誤りです。

2015年03月14日 01時13分

この投稿は、2015年03月13日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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