超過滞在の「(元)日本人配偶者」と既婚の「定住者」との間の子どもについて。

公開日: 相談日:2021年06月01日
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【相談の背景】
外国人同士のカップルに非嫡出子が生まれようとしています。
父親は日系人定住者で同国人と婚姻中(離婚できない国、妻はすでに帰国)、母親は「日本人の配偶者等」からの超過滞在中です。母親は母国で日本人と結婚して来日しましたが、来日前から夫が契約していた水商売の仕事を本人の意思に反してさせられ、夫に給料を搾取され、友人を通じて知り合っていた彼の所に逃げて来ました。夫は「逃げたら日本中探す」と日頃から脅していたので怖くて連絡していません。そのうち超過滞在になりました。
もうすぐこの二人に赤ちゃんが生まれます。家族三人で日本で暮らすことを希望しています。日本人夫の子の戸籍には入れたくありません。ただし、母親は先月、入管に出頭して不本意ながら帰国の意思を伝えてしまいました。

【質問1】
それぞれ別の配偶者と婚姻中の父母の間の「子」の在留許可の可能性はあるでしょうか。「定住者(父親)の子」ではありますが、出生届を出すと戸籍上は推定で日本人夫の子になります。

【質問2】
超過滞在の母親の特別在留許可は、望めるでしょうか。すでに出国命令制度で、出産後に再出頭するよう求められています。取り消して滞在を求めることは可能でしょうか。

1031723さんの相談

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    田邊 正紀 弁護士

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    【質問 1】現状では在留等別許可の可能性は低いでしょう。嫡出否認ないし親子関係不存在確認を行い、定住者である父親から認知を受けて、かつ父親と同居していてもそれだけではやはり可能性は低いと思います。
    【質問2】いったん出国命令の対象者となっても、出国しなければ出国命令は取り消され退去強制手続へ移行します。手続的には退去強制手続の中で、在留特別許可を求めていくことは可能です。但し、少なくとも定住者である父親との婚姻が成立しなければ、最終的に在留特別許可を受けることは難しいと思われます。定住者である父親が、本国でアナルメントの手続をとるなどして婚姻を解消し、母親と法的に結婚をしないと在留特別許可の取得は困難と思います。

  • 相談者 1031723さん

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    理路整然としたご回答を頂戴しました。ありがとうございます!
    では親子関係不存在確認の法的手続きのために、在留を希望するのは可能でしょうか。その場合、現在の出国命令の対象からはずれ、父親の認知が確立したら強制退去(5年は来日できない)になってしまいますか?
    また、二人の婚姻が成立しないと、母親の新しい在留許可も難しいということになりますか?
    重ねての質問で恐縮です。

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    田邊 正紀 弁護士

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    親子関係不存在確認の法的手続のために、事実上の在留(退去強制手続中の仮放免)が認められることはありますが、それを理由に在留特別許可を得られる可能性はありません。この場合、出国命令の対象からは外れ、一旦出国したら5年間の上陸拒否期間がついてしまいます。
    いずれにしても、二人が婚姻しないと母親の在留等別許可(定住者の配偶者としての定住者)は困難と思います。

この投稿は、2021年06月時点の情報です。
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