法テラス常勤弁護士が5年ぶり増加 経験者にも求人

日本司法支援センター(法テラス)は11月、2019年度の活動実績を取りまとめた「法テラス白書」を発刊した。法テラスの地方事務所などに務める常勤弁護士は、2014年度(252人)をピークに減少傾向にあったが、2019年度は201人(前年度比3人増)と5年ぶりに増加に転じた(画像)。


法テラスは2019年度、司法修習を修了した弁護士の中から23人、法曹経験者の中から数人の常勤弁護士を採用した。法テラスは常勤弁護士が増加した背景について、「ロースクールでの業務説明会の回数を増やし、新人弁護士のみならず経験者への求人を行ったことが一因」と分析している。

法テラスが無料で法律相談業務を行う「法律相談援助」の件数は、2019年度は31万5085件(前年度比0.1%増)となり過去最高。法律相談援助で、法テラスが弁護士等に報酬として支払った「法律相談費」も17億5785万円(同1.4%増)で過去最高となった。法律相談援助の件数の伸び率に比べ、法律相談費の伸び率が高くなった理由について、法テラスは「消費税の増税による影響が大きい」と説明している。

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