民事裁判の内容をネット上の書き込みしていい?

現在裁判中です。
それについてブログを書いています。
今のところ、具体的内容も書いていませんし、名前も仮名です。
公開裁判なのでネット上で公開しても構わないと判断しているのですが、ちょっと心配なので相談させてください。

わたしは被告側です。
珍しい家族構成なので、名前を仮名にしていても知っている人が見れば誰のことかわかるような内容です。

○訴状等、書面に書かれていることの内容
○訴訟に至るまでのできごと。(夫婦関係など)
○証拠として提出されたもの(スキャンしてそのまま、ただし、名前やそれに類するものは消す)
○真実

結果的に私の反論というものは原告の名誉を傷つけることに繋がりますが、原告の実名を出さなければ大丈夫でしょうか?
2011年10月25日 11時09分

みんなの回答

弁護士A
ありがとう
原告の実名を出さなくても、誰のことかわかるようであれば、ネット上の公開は避けたほうがよろしいでしょう
公益的な必要性があるのであれば別ですが、ネット上の公開は慎んだほうがよろしいでしょう。

2011年10月25日 11時13分

比護 望
比護 望 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
公開の法廷で傍聴した者に知れること、内容と、ネットで不特定多数に、書面そのものの内容が知れるのでは、格段の相違があると思いますので、ネットの場合には、名誉棄損となるおそれがあると思われます。

2011年10月25日 11時17分

相談者
弁護士A様、比護先生、回答ありがとうございます。
相談してよかったです。
ただ、裁判所においてであるならば、名誉を傷つけることが許されているのが納得いかないのです。
名誉を傷つけられる、プライバシーを侵害される・・・
本当に「証拠」となるものならまだしも 全く関係のない私のメールその他出して来て、傍聴人がいればその人にも知られるわけですよね。
今回の裁判の場合、全く関係のない別の被告にまでそれらを見られています。
わたしは泣き寝入りするしかないのでしょうか・・

2011年10月25日 12時16分

比護 望
比護 望 弁護士
ありがとう
裁判上の主張、立証活動自体についても侮辱行為にあたるとして慰謝料請求が認められる余地がないとは言えないと思います。

2011年10月28日 07時46分

相談者
比護先生、どうもありがとうございます。
大変参考になりました。
現実に慰謝料に結びつけるのは難しいとしても、せめて原告のしてきたこと、していることが間違いだとわかってもらいたいです。
ただ、調停〜裁判の中での侮辱の数々で、わたしは精神的に参り、仕事も何もできなくなり、それでも裁判という手段で精神的に苦しめられたのなら文句のひとつも言えないと思っていましたが、原告がめちゃくちゃな裁判を実際に起こしているわけなので、こちらも反撃はできそうですね。

2011年10月31日 14時26分

比護 望
比護 望 弁護士
ありがとう
訴訟での主張につき不法行為の成立を認めた判例に以下のようなものがあります。

東京地裁平成22・7・20

本件記載1についてのみ検討する。
覚せい剤の(中略9「使用の疑い」と表現していることを考慮しても,同記載の内容は被告の社会的評価を低下させるものというべきである。
そして,民事訴訟の口頭弁論は公開の法廷で行われ,その記録は,何人も閲覧することができるから(民事訴訟法91条1項),本件準備書面を提出・陳述する行為は,公然性を有するものと認められる。
(3) ところで,民事訴訟は,弁論主義及び当事者主義を原則とするものであるから,その訴訟手続における主張は,それが他人の名誉を毀損するものであったとしても,要証事実と関連性を有し,その必要性があり,表現内容・方法・態様等が適切である場合には,その当事者において故意に,かつ,専ら他人を中傷誹謗する目的のもとに,著しく適切さを欠く非常識な表現により主張したなどの特段の事情がない限り,直ちにこれをもって名誉毀損として違法と評価することは相当でないというべきである。
(中略)
以上によれば,本件記載1のある準備書面を提出し,陳述する行為は,正当な訴訟活動として社会的に許容される範囲を逸脱するものであり,原告に対する不法行為となり,被告はこれにより生じた損害を賠償する責任を負うというべきである。
(4) そこで,損害額について検討するに,民事訴訟の準備書面への記載は,広く一般社会に流布することを目的としてされた表現行為ではなく,民事訴訟が公開の法廷で行われ,記録の閲覧が可能であるとしても,特に社会の注目を浴びていない通常の民事訴訟においては,法廷における主張活動の内容が広く一般に伝播することは現実には考え難い場合が多い。そして,C訴訟が社会的関心を浴びていたと認めるに足りる証拠はなく,本件記載1の内容について,広く一般に伝播したとの事実も本件証拠からは認められない。これに,本件準備書面が提出・陳述されたことにより,原告の社会的評価が低下した具体的程度についての主張立証がされていないこと等に照らすと,原告の損害額は3万円と認めるのが相当である。

2011年11月01日 07時31分

相談者
比護先生、判例まで示してくださり、本当に本当にありがとうございます。
私は弁護士をつけてはいるものの、全ての弁護士さんが何でもご存知なわけではなく、私が主張するにはまず弁護士さんを説得しなればならず、判例は大変役に立ちます。
私は調停でも裁判でも、ごくごく日常的な私の言動を全て卑猥なことに結び付けられ、女であるがために名誉も心も傷つきました。 これが「裁判だからやむを得ない」では納得いきませんでした。
本当に感謝いたします。

2011年11月06日 20時34分

この投稿は、2011年10月25日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い法律相談

  • 被告の素性。また時効等にかかわらないのでしょうか?

    民事裁判に関して質問させてください。 被告が自分の素性や名前を偽って勤務していた場合、 原告は偽わられた名前しか知ることができません。 この状態で訴状提出した際に偽名の疑いが出てきました。 このような場合、偽わられた名前で訴状提出しても素性の違いにより裁判を始められないのでしょうか? また時効等にかかわらな...

  • 上告の内容

    第2審が終り判決はかなり先です。もし上告等になった場合、判例違反に関したことしか高裁に記せないのでしょうか。書き足りなかったかもしれない相手の主張の変化等は記せませんか。

  • 担当裁判官を指名できる??

    こんばんわ、今回も御回答よろしく御願いします。 質問内容はタイトルの通りなのですが、訴訟や控訴の際に、「この方に裁判を担当して頂きたい」と上申出来るのでしょうか? 事情としては、当事者双方共に代理人を付けずに、抗告審にて争うこととなり、審尋が開かれた際に、相手方はあることを高裁の裁判官と口頭で約束しました...

  • 教えてください。

    提訴された者です。示談で終わり、双方とも口外禁止条項がつきましたが、私が裁判中に相談していた人達が、裁判の内容をバラしてしまったら私はどうなりますか?

  • 秘密録音

    民事裁判中です。被告から、証人の陳述書が提出されました。 私の方から、証人に電話をかけて、陳述書の内容について確認したところ、本人は、言っていない内容まで書かれているとの事でした。 その時の電話での会話を録音しています。 本人の許可なしに裁判所に証拠として提出した場合、反対に証人から訴えられる可能性はありますか...

法律相談を検索する

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

弁護士を探す

よく見られているキーワード一覧

最近検索されたキーワード

法律相談を検索する

新しく相談する無料

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

民事紛争の解決手続きのニュース

  1. 安倍首相が主張する「悪魔の証明」…なぜ「な...
  2. 弁護士はなぜ文章に「、」ではなく「,」を使...
  3. <双葉病院訴訟>原発事故後に認知症患者が失...
  4. ペットのウサギが治療で骨折 「動物病院」に4...
  5. 満員電車で後ろから吐かれてフードが悲惨な姿...
  6. 「夫婦別姓」最高裁で弁論――原告団「政治が動...
  7. 婚姻中に妊娠したら夫の子「嫡出推定ルールは...

ピックアップ弁護士

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。