警察署長宛内容証明郵便の検閲について

警察署長の氏名を受取人として内容証明郵便を送ったところ、総務課長が

  私が開封して内容を確認してから署長に渡した
  警察に来る郵便物は、すべて総務が内容を確認してから担当者に渡している

と言いました

1 憲法第21条に違反してないでしょうか?
2 処罰を望むとすれば、どうすればよいでしょうか?

よろしくお願い致します
2014年04月24日 11時13分

みんなの回答

河内 良
河内 良 弁護士
ありがとう
ご質問の内容から察するに、その内容証明郵便は、警察署内の警察署長宛に送ったものと推察されますので、それを前提に回答をしたいと思います。

まず、憲法21条に違反しないかどうかですが、総務課長は、内容証明郵便の内容を確認したうえで警察署長に渡したということですから、発表禁止を行っていない以上、憲法21条違反は生じないと思われます。

次に、総務課長を処罰できないかという問題ですが、信書の秘密を保護する「信書開封罪」(刑法133条)に該当するかが問題となります。
もっとも、職場である警察署に送られてきた、署長宛の手紙は、警察署長が総務課長に対して開封・検査の包括的承諾を与えているものと思われます。
したがって、信書開封罪の条文における「正当な理由」があるものとされ、処罰されるということにはならないと思われます。

「職場の長宛に外部から送られてきた手紙は、すべてその部下が開封・検査して、長に渡す」というのは、どこの役所・企業でもやっていることで、それが違法であるといわれることはないものと考えられますから、総務課長の処罰を求めるのは厳しいと思います。

2014年04月24日 11時26分

相談者
河内弁護士殿

回答ありがとうございます。

>>「職場の長宛に外部から送られてきた手紙は、すべてその部下が開封・検査して、長に渡す」
>>というのは、どこの役所・企業でもやっている

ホンマでっか?
職制上、情報に対する閲覧権限が低い部下が上司への手紙を開封・検査する? 信じられません。
私は一部上場企業も含めて数社で勤務経験がありますが、上司宛ての封書を部下が開封・検査して上司に渡す行為は見た記憶がありません。

仮に受信者(署長)の承諾はあったとしても、発信者(私)は開封を承諾していません。
信書開封罪では、「発信者は常に告訴権を有する」(大判昭11・3・24、通説)そうですね。

署長が承諾していても、発信者である私の承諾なしに開封した行為は同罪に該当しませんか?

2014年04月24日 12時29分

河内 良
河内 良 弁護士
ありがとう
まず、「上司宛ての封書を部下が開封・検査して上司に渡す行為」が「一般的にある」か否かに関しては、その検査行為の結果、開封した部下が負傷したテロ事件(東京都庁小包爆弾事件)が過去にあったことなどからしても、私としては「一般的にある」といえると思います。

次に、「発信者と受信者に告訴権があるかどうか」という手続法上の問題と、「ご相談のケースについて信書開封罪が成立するかどうか」という実体法上の問題は、一応は別の問題と考えられます。

今日のように、テロ事件の危険性などがある状況では、「警察署長宛に手紙を送る以上、テロなどの危険を勘案して、事前に開封・検査の対象になる」ことは、「発信者として覚悟すべきこと」と解され、しかも受信者(警察署長)は同意していますから、「正当な理由」にあたることは争いにくいというのが、私の意見です。

手紙は、開けてみないと「テロリストからの攻撃」なのか「通常の手紙」なのかがわかりません。そのような手紙を署長に開けさせるわけにはいかないという警察側の事情は、十分酌むに値するという判断をされるのではないでしょうか。
なお、この場合の「判断」を行う者としては、信書開封罪での告訴を受け付けた捜査機関(最終的には検察官)と、(その不起訴処分を不服として審査請求した場合の)検察審査会を想定しています。

2014年04月27日 19時11分

相談者
河内弁護士殿

>>テロ事件の危険性などがある状況では、「警察署長宛に手紙を送る以上、テロなどの危険を勘案して、事前に開封・検査の対象になる」ことは、「発信者として覚悟すべきこと」
>>手紙は、開けてみないと「テロリストからの攻撃」なのか「通常の手紙」なのかがわかりません。そのような手紙を署長に開けさせるわけにはいかないという警察側の事情は、十分酌むに値するという判断をされるのではないでしょうか。

本件郵便物は掲記のとおり「内容証明郵便」であって小包ではありません。
内容証明郵便は、封をするときに郵便局員が立ち会って封筒の中身を確認します。したがって爆発物等の異物の混入はあり得ません。
しかも今回は電子内容証明サービス経由なので私は郵便物に一切、手を触れていません。

【質問1】
本件において、「テロ事件の危険性などがある状況」と疑うに足りる相当な理由があれば教えてください。
【質問2】
内容証明郵便を、(受信者の承諾は得ているが)発信者の承諾を得ていない第三者が開封することは信書開封罪に当たるのではないですか?

2014年04月28日 23時28分

河内 良
河内 良 弁護士
ありがとう
【質問1】
本件において、「テロ事件の危険性などがある状況」と疑うに足りる相当な理由があれば教えてください。

(回答)
 爆弾とまでいかなくとも、カミソリの刃などの物を混入させることは容易ですから、内容証明だから内容物に危険物があり得ないとはならないと考えますが、そもそもテロ云々は大した理由にはならないと考えております。
 飽くまで、「信書開封罪は成立しない」ということの理由づけの一つに過ぎません。

【質問2】
内容証明郵便を、(受信者の承諾は得ているが)発信者の承諾を得ていない第三者が開封することは信書開封罪に当たるのではないですか?

(回答)
 官公署内の官職者に対する内容証明であれば、官公署そのものに対する内容証明とみて、内容を職員が確認するのも当然ではないかと考えられます。
 私としては、信書開封罪で立件してもらうのは極めて困難だと思われますが、他の見解(信書開封罪は成立するから、処罰を求めようという見解)を持つ弁護士がいれば、その弁護士に依頼されたら良いと思います。

2014年04月29日 01時06分

相談者
河内弁護士殿

【質問1】に対する回答はグダグダですね。
【質問2】については、相変わらず発信者の権限のついては何も言及がありませんね

これ以上お尋ねしても河内君からは有益な回答が得られそうにないと判断しました
今後、私のいかなる質問に対しても回答はご遠慮願います

2014年04月29日 01時47分

この投稿は、2014年04月24日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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