売買契約書 取引基本契約書について

公開日: 相談日:2020年12月23日
  • 2弁護士
  • 3回答

弊社は中小の機器、部材等を取り扱う商社であります。

弊社は取引先が数多くありますが、一度だけの取引や年に数回、毎週のように
購入いただく業者、先方の会社規模も大きいところから、一人親方の業者まで
様々存在します。

最近取引額の多い販売先・仕入先の業者からよく取引基本契約書の締結がよくありますが、
弊社側から積極的に締結するのではなく、先方から依頼されれば締結するというスタンスで
現在までやってきております。

弊社も製品を製造するわけでは無く、業者から機器・部材を仕入れて販売するという
業務形態ですので、ただの物売りとの認識で保証関係もメーカー任せであることもあり、
積極的に契約に動くことは無かったのではないかと思います。

中には社員数名の業者から仕入れて、規模の大きい会社への販売するという場合もあり、
その仕入業者が飛んだらどうするのか、契約書も無く進んでいたりするのを見ると
非常に危険な気がしており、契約書を締結した方がよいのではと考えております。

そこで弊社のような商社が 1⃣取引基本契約書を作成する必要性は高いのか、
2⃣作成するに当たって重要なことは何かあるのか、をご教示願いたいと思います。

よろしくお願い致します。

982407さんの相談

回答タイムライン

  • 原 悠太 弁護士

    注力分野
    企業法務・顧問弁護士
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    これまで契約書がないがために白黒がつけられず、結果訴訟に至ったケース、訴訟を起こしたが契約書がなかったため立証ができずに負けてしまうケース、多くのケースを見てまいりました。

    契約書は事前の約束事を書面に落とし込む作業に過ぎないですが、事前に書面化しておけばそもそも水掛け論にならずに紛争を予防できますし、仮に紛争になると裁判所は契約書の有無をいの一番に確認してきます。
    取引先や金額規模も大きいのであれば、契約類型に関わらず契約書の作成は必須だと思います。
    作成時の注意点としては、専門家に作ってもらうのが一番ですが、雛形を利用する際には本当に貴社を守るための内容になっているのかを順番吟味して必要に応じて修正して下さい。

    こういったケースは信頼できる顧問弁護士をつけるのが一番効果的だったりもしますので、ご参考になれば幸いです。

  • 吉浦 洋一 弁護士

    注力分野
    企業法務・顧問弁護士
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    > そこで弊社のような商社が 1⃣取引基本契約書を作成する必要性は高いのか、
    > 2⃣作成するに当たって重要なことは何かあるのか、をご教示願いたいと思います。

    取引基本契約書はあったほうがよいと思料致します。
    正常に取引が行われている場合には,問題が発生する可能性は大きくはないですが,
    仮に何らかのトラブルが発生した場合に,貴社の責任範囲などを明確化しておくことが
    できるからです。

    重要なこととしては,貴社としてどのようなリスクを回避したいのか,という点にあります。
    そのため,
    ・代金の支払い方法を含めた基本的な取引形態
    ・納品,検収,不合格品の取扱
    ・契約不適合責任や危険負担
    ・損害賠償の範囲
    など,取引をするにあたって必要な各種の事項を定めておくとよいと思います。
    具体的な内容については,取引内容によっても変わるので,個別に弁護士に相談をしたうえで,対応をすることがよいと思います。

  • 相談者 982407さん

    タッチして回答を見る

    ご回答ありがとうございます。
    弊社のような商社でも必要である旨、理解致しました。

    弊社のような商社の場合、業者から仕入れて、他へ売るという行為になりますが、売る側と買う側、各々取引基本契約を締結する必要があると思います。

    そこで、
    1.両方の立場に立った共用の取引基本契約書を作成する
    2.別々の立場に立ち、2種類の取引基本契約書を作成する

    他社の取引基本契約書を見ると、当然と言えば当然ですが、自社の立場を優位に作成されています。そう考えると2.のパターンの2種類を作成するのがよさそうに思えますが、現状はどのような形がよいのかご教示をお願いしたいと思います。

    よろしくお願い致します。

  • 吉浦 洋一 弁護士

    注力分野
    企業法務・顧問弁護士
    タッチして回答を見る

    > 他社の取引基本契約書を見ると、当然と言えば当然ですが、自社の立場を優位に作成されています。そう考えると2.のパターンの2種類を作成するのがよさそうに思えますが、現状はどのような形がよいのかご教示をお願いしたいと思います。

    まずはそれぞれの立場において自社において好ましい契約書を作成しておくほうがよいと思います。
    それぞれの立場では利害が異なるため,共用とすると思わぬところで不利な条項が織り込まれてしまう可能性があるからです。

この投稿は、2020年12月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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