学校での参考書・問題集のコピーについて(体験授業期間の場合の著作権法35条1項)

公開日: 相談日:2016年05月16日
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私立高校で講師を務めております。初めてお世話になります。
著作権法35条1項に関してお知恵を拝借したく思います。

私が担当する選択制の授業で問題集を購入する予定です。
現在、体験授業期間で、まだ正式に受講を決定していない生徒も10人程度いる状態です。
正式決定していない生徒に総額1万円程度の教材(10冊程度の問題集や参考書)を
購入させるのも(保護者への対応として)厳しいものがあります。
そこで、体験授業期間の授業(全3回)のみ問題集のコピーを使用し、5月末での正式受講決定後、
直ぐに問題集を発注・購入することを考えております。
体験授業でやめていく生徒は多くても10人程度で、少なくとも20人は正式に受講決定し、購入する予定です。
このように体験授業期間に問題集等のコピーを使用することは、著作権法35条1項に違反するのでしょうか。
「著作権者の利益を不当に害する」の要件に関して、「購入等に代えてコピー」に当たらないかが
最大のポイントとも思われるのですが、いかがでしょうか。
ご教示頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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    原則論からすれば、著作権者の許諾を得ない複製行為は、著作権侵害となります。
    著作権法35条1項は、あくまでその例外的な規定であり、謙抑的に解釈すべきといわれています。
    そして、一般的には、問題集をコピーすることは、この35条1項にはあたらないと考えられていますので、たとえ回数が限定されていたとしても、著作権侵害とされる可能性が高いと思います。

この投稿は、2016年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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