ブログ記事の著作権について

私のブログの記事と写真を勝手に使われてしまい、とある行政書士の方に相談したところ、
表現方法が異なる部分や加筆した部分があるので著作権侵害とは言えないと言われてしまいました。

話の流れはだれが見ても酷似していると判断できる状態でも、表現方法を変えたり加筆する事で、著作物を真似出来てしまうという事でしょうか?

以下、行政書士の方の回答になります。(個人を特定する部分は削除しています。)

「サイトを検証したら、確かに酷似する部分が存在します。
ただ、著作権侵害を判断するにあたっては、コンテンツ全体を見て判断することになります。
そこで、相手方のサイトには、表現方法の異なる部分がかなり存在することや、
さらに加筆した部分もあることから、全体を比較して判断すると、著作権侵害とはいえないでしょう。
これは、過去の判例に当てはめても、同様の結論が導かれます。」

ps 今回のケースに近い過去の判例など知りたいので合わせてお願いいたします。
b4_DPu8さん
2014年03月14日 22時41分

みんなの回答

國安 耕太
國安 耕太 弁護士
ありがとう
ご相談された方が何を見て、どう判断されたかわかりませんので、一般論として回答します。

著作物を、著作権者の許諾なく、無断で利用すること(複製、翻案等)は、著作権侵害となります。

ここで、複製とは、既存の著作物に依拠し、その内容及び形式を覚知させるに足りるものを再製することをいいます。
非常に大雑把にいえば、元の著作物と同一または類似の物を作ると、複製にあたります。
また、翻案とは、既存の著作物に依拠して、新たな著作物を作成することをいいます。
こちらも非常に大雑把にいえば、元の著作物に依拠して、オリジナリティのある別の著作物を作成した場合、翻案になります。

これに対して、元も著作物に依拠していたとしても、元の著作物とは全く別の著作物を作成した場合は、複製、翻案のいずれにもあたらず、著作権侵害とはなりません。

したがって、「だれが見ても酷似していると判断できる」のであれば、当然複製または翻案として、著作権侵害が成立する可能性があります。
(もちろん、他人の著作物に依拠した、ということを立証する必要がありますが。)

なお、行政書士の方の回答を見る限り、一部似ている部分があるが、全体としては似ていない、すなわち、複製でも翻案でもない、と判断したとの趣旨であると推察されます。

2014年03月14日 23時10分

b4_DPu8 さん (質問者)
ご回答ありがとうございます。

該当の記事は私が撮影した写真を縮小した物が盗用されていたり、記事内容も一目で私の記事が引用されていると判断できるものでした。

私の記事と、盗用の疑いがあるサイトのURLを記載します。
専門の方の意見としては、この程度に加筆修正してしまえば著作権は消滅してしまうということでしょうか?

↓私のブログ記事
http://jisaku-pc.net/hddhukyuu/archives/639
↓盗用の疑いがあるサイト
http://matome.naver.jp/odai/2137611401033531401

2014年03月15日 20時02分

この投稿は、2014年03月14日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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