例のような文章を営利目的のWEBサイトで公開することは不適切でしょうか?

公開日: 相談日:2021年04月01日
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【相談の背景】
個人で運営しているブログや、お仕事として寄稿したWEB記事のなかに、次のような文章を書いてしまいました。
不適切と判断されて問題にならないかと心配です。

①あるテーマパークの説明をする中で、体験談と明言していないにもかかわらず、「休日も並ぶ必要なくアトラクションに乗れる(ので、のんびり回れて良い)」と書いてしまいました。
 あくまで目安として書いたつもりだったのですが、事実を誤認させる表現として問題になりそうですか?

②広告において最上級表現(最新、最強など)をする際は、必ず根拠が必要になると知りました。
 SNSで投稿したり、ブログの体験談(アフィリエイトリンクを含む)で「最高の使い心地」と書いたりする際も、そう考える根拠を付加しないと不当表示になるのでしょうか?
 あるいは、あくまでLP等を執筆するときのみ注意すればよいのでしょうか?

③ECサイトのレビューなど、ネット上に公開されている口コミの1文を無断でコピペしたり、意味を変えない程度に修正して無断で公開したりするのはまずいでしょうか?
 また、自分宛にメールや口頭で頂戴した賞賛の言葉を勝手に実績の一部に記載するのは問題になりますか?
 口コミ例:肌に優しくて敏感肌でも使える
 実績例 :予想の数段上の出来に仕上がりました
 (どちらも発言主を匿名とし、実績の方は個別具体的な取引を特定できない形での公開)

【質問1】
以上のような文章を営利目的のブログ・WEBサイトで公開した場合、不適切と判断されて問題になりそうでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、ご教示くださいますと幸いです。

1013346さんの相談

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    大木 怜於奈 弁護士

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    > ①あるテーマパークの説明をする中で、体験談と明言していないにもかかわらず、「休日も並ぶ必要なくアトラクションに乗れる(ので、のんびり回れて良い)」と書いてしまいました。あくまで目安として書いたつもりだったのですが、事実を誤認させる表現として問題になりそうですか?
    ⇒具体的な事実関係によりますが、明らかな虚偽でなければ事実誤認にはなりにくいかと存じます。

    > ②広告において最上級表現(最新、最強など)をする際は、必ず根拠が必要になると知りました。SNSで投稿したり、ブログの体験談(アフィリエイトリンクを含む)で「最高の使い心地」と書いたりする際も、そう考える根拠を付加しないと不当表示になるのでしょうか?
    ⇒調査がなされた(a)商品等の範囲(全家電商品のシェア・販売実績について調査をしたのか、一部商品のみであるか)、(b)地理的範囲、(c)調査期間・時点、(d)表示の根拠となる調査の出典について、具体的かつ明瞭に表示をする必要があり、これらの項目について不明瞭な表示を行い消費者の商品選択に影響を及ぼす場合、不当表示とされるおそれがあります。
    > あるいは、あくまでLP等を執筆するときのみ注意すればよいのでしょうか?
    ⇒これらに限られません。

    > ③ECサイトのレビューなど、ネット上に公開されている口コミの1文を無断でコピペしたり、意味を変えない程度に修正して無断で公開したりするのはまずいでしょうか?
    >  また、自分宛にメールや口頭で頂戴した賞賛の言葉を勝手に実績の一部に記載するのは問題になりますか?
    >  口コミ例:肌に優しくて敏感肌でも使える
    >  実績例 :予想の数段上の出来に仕上がりました
    >  (どちらも発言主を匿名とし、実績の方は個別具体的な取引を特定できない形での公開)
    ⇒当該口コミが他に流用することを許容しないなどと利用規約に定められている場合、利用規約違反となります。
    また、口コミの内容が「著作物」性が認められるような場合、著作権違反となる可能性が高いかと存じます。

    広告表示は非常に判断が難しいケースが多いですので、できれば一度弁護士にご相談されたほうがよろしいかと存じます。

  • 相談者 1013346さん

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    大木先生
    早速のご回答、ありがとうございます。
    追加でお伺いしたいのですが、

    ①>具体的な事実関係によりますが、明らかな虚偽でなければ事実誤認にはなりにくい
     この点、口コミサイトに同様の内容が1つ(or複数)あれば問題ないでしょうか?
     あるいは、そもそも事実として、テーマパークが休日でも空いている日があればよいのでしょうか?

    ②>不明瞭な表示を行い消費者の商品選択に影響を及ぼす場合、不当表示とされるおそれがあります
     「個人的には最高」のように、あくまで個人の感想であるとしても、根拠が明瞭でなくてはならない、ということでしょうか?
     また、次のような例は根拠が必要でしょうか?
     例:「商品Aを今まで使ってきたが、Bの方が〜〜なので使いやすい」
       「商品Cを実際に使ってみたら、〜〜だったので買ってよかった」
     ※今後、アフィリエイト等の分野で仕事をすることになった際は、ご助言の通り弁護士さんにご相談するようにいたします。

    ③口コミについて
     ・規約で禁止されていない
     ・口コミが創作的ではない(ありふれた表現)
     ・短文である
     これらの条件が揃えば、コピペしても問題にならないのでしょうか?
     また、「サイトAでは『コスパ良好』という声もあり……」のように、あくまで事実としてそういう感想をもつ人がいたことを書くことは問題ないでしょうか?

    以上、お手数をおかけしますが、ご教示いただけますと助かります。

  • 相談者 1013346さん

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    追記:
    すみません、もう1点だけ確認させてください。

    ④最上級表現には根拠が必要になる「広告」について、
     広告とは、商品を販売する目的で公開されるものに限られますか?
     あるいは、単なる日記のような形で商品Aを買った話をする際も、それをみて「自分も買おう」と影響される可能性を鑑みて、広告に該当するのでしょうか?

  • 相談者 1013346さん

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    追記2:
    たびたび申し訳ございません。
    ④について、観光地の紹介する記事を見て、読者が「自分も行ってみたい」と思った場合も広告に当たるのでしょうか?

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    大木 怜於奈 弁護士

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    > ①>具体的な事実関係によりますが、明らかな虚偽でなければ事実誤認にはなりにくい
    >  この点、口コミサイトに同様の内容が1つ(or複数)あれば問題ないでしょうか?
    >  あるいは、そもそも事実として、テーマパークが休日でも空いている日があればよいのでしょうか?
    ⇒後者の場合は虚偽にはならなりにくいかと存じます。

    > ②>不明瞭な表示を行い消費者の商品選択に影響を及ぼす場合、不当表示とされるおそれがあります
    >  「個人的には最高」のように、あくまで個人の感想であるとしても、根拠が明瞭でなくてはならない、ということでしょうか?
    ⇒はい。
    >
    >また、次のような例は根拠が必要でしょうか?
    > 例:「商品Aを今まで使ってきたが、Bの方が〜〜なので使いやすい」
    > 「商品Cを実際に使ってみたら、〜〜だったので買ってよかった」
    ⇒必要です。

    > ③口コミについて
    >  ・規約で禁止されていない
    >  ・口コミが創作的ではない(ありふれた表現)
    >  ・短文である
    >  これらの条件が揃えば、コピペしても問題にならないのでしょうか?
    ⇒著作権侵害にはならないかと存じます。

    >  また、「サイトAでは『コスパ良好』という声もあり……」のように、あくまで事実としてそういう感想をもつ人がいたことを書くことは問題ないでしょうか?
    ⇒問題ありません。

    > ④最上級表現には根拠が必要になる「広告」について、広告とは、商品を販売する目的で公開されるものに限られますか?
    ⇒景表法第2条で、「表示」とは、「顧客を誘引するための手段として、事業者が自己の供給する商品又は役務の内容又は取引条件その他これらの取引に関する事項について行う広告その他の表示であつて、内閣総理大臣が指定するもの」とされます。
    「事業者が自己の供給する商品又は役務の内容又は取引条件」等にあたることが前提です。
    >  あるいは、単なる日記のような形で商品Aを買った話をする際も、それをみて「自分も買おう」と影響される可能性を鑑みて、広告に該当するのでしょうか
    ⇒当たりません。

  • 相談者 1013346さん

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    大木先生
    詳しいご回答をありがとうございます。
    何度もすみません。以下の場合は問題になりますでしょうか?

    >「事業者が自己の供給する商品又は役務の内容又は取引条件」等にあたることが前提です
    ・自社で販売する商品だけでなく、他社商品を紹介してアフィリエイト報酬を受け取る場合も広告に当たりますか?
    ・金銭的利益が発生しない場合も広告に当たりますか?
     (例:自分が買った商品を紹介する記事を書き、「みんなにも勧めたい」という気持ちからおすすめする)
    ・商品ではなく観光地や遊園地などについて、その魅力を紹介しておすすめする記事を書き、サイトでの広告配信の収益を得る(観光地から紹介料などは受け取っていない)場合も、広告に当たりますか?

    重ねての質問となり恐縮なのですが、ご教示いただけますと幸いです。

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    大木 怜於奈 弁護士

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    > ・自社で販売する商品だけでなく、他社商品を紹介してアフィリエイト報酬を受け取る場合も広告に当たりますか?
    ⇒当たります。

    > ・金銭的利益が発生しない場合も広告に当たりますか?
    >  (例:自分が買った商品を紹介する記事を書き、「みんなにも勧めたい」という気持ちからおすすめする)
    ⇒当たります。

    > ・商品ではなく観光地や遊園地などについて、その魅力を紹介しておすすめする記事を書き、サイトでの広告配信の収益を得る(観光地から紹介料などは受け取っていない)場合も、広告に当たりますか?
    ⇒当たります。

  • 相談者 1013346さん

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    大木先生
    お忙しい中、何度も質問にご回答いただきありがとうございました。
    国のHP等も改めて熟読した上で、今後の仕事に励みたいと思います。

この投稿は、2021年04月時点の情報です。
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