弊社輸入商品が模倣品に該当しますでしょうか?

公開日: 相談日:2021年08月03日
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【相談の背景】
弊社は雑貨の輸入業者です。今年2月に弊社は中国よりリュックサックを輸入し、4,980円で販売を開始しました。すると、2020年11月からほぼ同じような形状を有するリュックサックを中国から輸入し、5,980円で販売していたA社より「意匠権の侵害」を理由に販売差し止めを請求されました。Aは意匠権を登録していないことから、弊社が登録意匠が存在しないことを伝えると2カ月後に「不正競争防止法2条1項1号(混同惹起行為)と不正競争防止法2条1項3号(商品形態模倣行為)」を理由に販売差し止め請求の通告書を弁護士経由で送付してきました。

双方ともリュックサックは以下の二点を謳っています。
・重さXXXg(A社は弊社より20gほど重い)
・水に沈めても濡れにくい防水性

と同じよな機能を有していますが、チャックの場所や向き、ベルトの色は異なります。

また、ロゴもA社が競走馬(仮)に対して、弊社はライオン(仮)で、混同惹起とは思えません。

さらに、A社は楽天やAmazonでも1位を取ったことがあり、新聞やテレビでも宣伝していたことから周知性があると言っています。ただ、弊社のお客さんは「こんなカバン初めて見た!」と口を揃えて言っています。


※実際にモノを見なければ分からない、具体的なことは弁護士に聞けといったご回答は十分承知しておりますので、アドバイスいただけると幸いです。

【質問1】
不正競争防止法を理由に販売差し止めを請求されましたが、要件に該当するのでしょうか?

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    お困りのことと思います。

    >不正競争防止法を理由に販売差し止めを請求されましたが、要件に該当するのでしょうか?

    まず、不正競争防止法2条1項1号(混同惹起行為)は、商品又は営業の出所について混同を生じさせる行為を規制するため、
    ①氏名、商号、商標など「他人の商品等表示」として
    ②「需要者間に広く知られている」ものが
    ③「同一」または「類似」する
    場合に関する制限です。

    ご相談のケースでは、ロゴが類似してないとのことですので、混同惹起行為の要件を満たさない可能性が十分あるでしょう(③)。

    なお、競走馬(仮)のロゴが「A社の」商品等表示ではなく、A社は単に輸入しているに過ぎないのであれば、A社が主体となって混同惹起行為を主張することは難しいでしょう。


    次に、不正競争防止法2条1項3号(商品形態模倣行為)で問題となる「商品の形態」は、
    ・商品の外部及び内部の形状
    ・その形状に結合した模様、色彩、光沢及び質感
    を言います(不正競争防止法2条4項)。

    この際、機能の類似は問題になりません。

    そして、
    >チャックの場所や向き、ベルトの色は異なります
    とのことから、商品形態模倣行為の要件を満たさない可能性が十分あるでしょう。

    なお、A社は単に輸入しているに過ぎないのであれば、A社が主体となって商品形態模倣行為を主張することは難しいでしょう。

    具体的資料を持って弁護士に相談することもご検討下さい。

    ご参考になれば幸いです。

この投稿は、2021年08月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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