派遣社員が派遣先で受傷し、労災を受けていました。派遣元に損害賠償請求事件を提訴しました。

派遣社員で派遣先にて怪我をしました。
労災も適用されて、損害賠償請求事件を派遣元に提訴しました。(平成27年3月)

裁判は、電話会議がほとんどで、委任した弁護士は私が後遺症障害12級を認定してもらえたので、間違いなく勝てるとのことでしたが、裁判中争点整理はあったかどうか、弁護士に確認すると、「ない」との事でした。

昨日(平成28年6月29日)、判決があったのですが、全面敗訴でした。
証人尋問の後も和解期日もなく、最終言論期日後も和解期日を設けてもらえなかったのである程度おかしい(敗訴?)感じはしていたのですが、訴状の段階で、争点が間違っていたということでしょうか?

弁護士はまだ判決文を見ていないので、それを見てから控訴するかどうか考えましょうと言っていますが。

◆質問事項を記載します。

1.争点整理のない裁判はあるのでしょうか?
2.裁判の判決はみずものと、聞きますが、争点をうまくまとめられなかった(弁護士の訴状中)原審  でこのまま控訴しても  結果ははっきりしているので意味はないでしょうか?

よろしくご教授お願いいたします。
2016年06月30日 09時49分

みんなの回答

西 博生
西 博生 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
お仕事でお怪我をされてお気の毒に思います。さて、ご質問では、「派遣元」に対して提訴と書いてあるのでお聞きしたいのですが、一般に派遣社員が派遣先で労災事故に相当する怪我をしたような場合、労働者に対して指揮命令を行うのは派遣先であり、したがって、安全配慮義務を負うのは「派遣先」だと考えられています。したがって、損害賠償請求を行う相手としては、派遣先とするのが通常だと思うのですが、なぜ「派遣元」に対して提訴されたのか、疑問です。
こうした疑問を措くとして、お答えしますと、1.民事事件では、一般には、双方が主張を繰り返す中で、自ずと争点は明らかになっていきますので、表立って「争点整理」という言葉を使う手続をするかどうかは、裁判官にもよりますが、しないのが普通だと思います。2.判決は水物の側面はありますが、労災事件の場合、労災認定自体が争点でない限り、また、後遺症としての等級認定も受けているのであれば、争点としては、過失相殺の可否とか、損害(慰謝料、逸失利益等)の金額とかいったことに絞られると思いますので、あまり結果が予想できないというのは少ないのではないかと思いますが。また、通常であれば、判決前に和解の打診があるのが普通ですが、そうした打診はなかったのですか。

2016年06月30日 16時13分

相談者
西博生先生
細部にわたり、ご指南ありがとうございました。
質問に書きましたように、人証直後の和解勧告、また和解期日は一切ありませんでした。
最終弁論期日前に、障害12級の認定を受けましたので、弁論再開の申し立てを行い、裁判所は受理しましたが、判決日は変わりませんでした。
先生におっしゃる通り、私の依頼した弁護士が訴状を出す相手を派遣先にしなかったのがいけなかったのでしょうね。
控訴もあきらめます。

2016年07月01日 19時30分

この投稿は、2016年06月30日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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