資本関係の無い会社に買収された際の各取引先との契約書の扱いについて

現在、資本関係の無い会社(ここでは弟会社、とします)の代表を務めています。
来月、兄会社に買い取られる形で転籍をします。

その際に、弟会社と契約を交わしていた取引先数十社と取引契約書(基本契約書、NDAなど)を
改めて交わし直す必要があると思いますが、

新たに新規で結びなおすのではなく、例えば
甲は株式会社〇兄〇に買収され、契約は〇兄〇が引き継ぐものとする、
といった形で各取引先に押印を頂く形で進められないものか、詳しい方にアドバイスを頂ければと存じます。

何卒よろしくお願い申し上げます。
kumakuroさん
2016年04月18日 14時27分

みんなの回答

永野 達也
永野 達也 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
兄弟会社に「買い取られる」ということですが、具体的な「買い取られる」方法によって対応に差が生じ得ます。

たとえば、会社法上の合併手続を執られる場合には、吸収される会社の契約関係は、原則として吸収する会社が当然に承継します。
他方で、株式譲渡によって親子会社関係にある場合や、事業譲渡契約を締結する場合には、弟会社の契約関係は、原則として、兄会社が承継しません。この場合には、弟会社の契約相手方との間で、個別に承継を認めてもらう必要があるでしょう。

さて、ご質問の契約書の記載方についてですが、契約内容の特定に支障がなく、相手方の承諾が得られれば、質問者様が考えているような形式でも対応可能と考えます。
たとえば、従前の契約書の写しを別紙として添付して「兄会社は、平成○年○月○日以降、別紙契約における弟会社の地位を承継するものとし、相手方はこれを承諾する」などと記載した書面に記名押印をいただけば、契約内容の特定は可能と考えます。

ただし、従前の契約書の内容のうち、当事者変更によって修正を要する条項(義務履行地や代金振込先口座等)があれば、それについては個別にどのように修正するかを明記しておく必要があるでしょう。

2016年04月25日 15時40分

この投稿は、2016年04月18日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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