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不正取引(利益相反)に当たるか?

2010年09月16日
ベストアンサー
B社はA社(東証一部上場)の100%子会社でA社と同種の製品を製造販売しています。C社(JASDAQ上場)はA社が出資しているZ部品の製造販売会社で、A社、B社へZ部品を納入しています。またC社は、A社とB社の競合会社へもZ部品を納入しています。X氏はA社からC社へ送り込まれた開発管掌取締役でしたが、C社を退任した後、B社の監査役に就任しました。X氏はC社で知り得たZ部品の価格情報をもとに、A社とB社の資材にその価格情報を提供するとともに、C社の営業責任者にも働きかけ、Z部品納入価格下げさせました。このような行為は不正取引に当たるでしょうか?
相談者(23591)の相談

みんなの回答

弁護士A
ありがとう
退任取締役が競業会社で企業秘密を利用するなどしたということでしょうか。不正競争防止法違反に該当する可能性があります。
企業秘密の問題があるでしょうから、このサイトの有料の法律相談か見積もり依頼で、具体的事情を示して相談なさった方がよいと思います。

2010年09月16日 21時37分

松野 絵里子
松野 絵里子 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
「X氏はC社で知り得たZ部品の価格情報をもとに、A社とB社の資材にその価格情報を提供した」とありますが、これがC社の秘密情報を見せたというような行為であれば、役員としてC社との委任契約違反になる可能性が高いでしょう。ただ、これまでのC社での経験からこのくらいの価格であるということがわかっていたので、それを武器にビジネスの交渉の中で価格交渉をして下げさせたというのであれば違法とはいえないでしょう。
C社がA・B社への依存が非常に高い場合には、独占禁止法上の優越的地位の濫用の問題がありえます。自己の取引上の地位が相手方に優越していることを利用して、正常な商慣習に照らして不当に、著しく低い対価での取引をさせるようなことが、そのひとつの例になります。もっとも、この責任はその個人にあるというよりA・B社にあることになりますが。
利益相反というのはちょっとこの事案では関係がないように思います。役員退任後のお話ですので。

2010年09月24日 10時54分

この投稿は、2010年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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