約40年前に行った農地区画事業での測量ミスについて

このたび耕作していた田んぼを地主に返還する事になり、実測したところ登記面の面積より少ないことが判明しました。原因は土地改良した当時は測量・工事とも地域の農家が自ら行っていたとの事です。田んぼの幅は登記面と同じですが奥行きが1メートル余り不足しております。この区画の奥行きの全てが不足しています。(地主の親もこの測量・工事に参加しております)この場合農道を削って田の面積を確保すべきとの意見や40年前のことであり、現在まで現状で推移してきたので時効であるので農道を削って面積の回復する必要がないなどとの意見があります。面積回復は大変な土木作業があり、実質困難です、又この土地改良での測量ミスが他にもある可能性があります。そのたび現状回復工事はできません。法律的にはどの様な解決が妥当でしょうかご教示お願いいたします。
農地一男さん
2015年03月14日 22時07分

みんなの回答

梅村 正和
梅村 正和 弁護士
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ありがとう
登記の方が間違っている可能性もあるので、現実問題としては、登記どおりの面積に直すために造成のやり直し等は不可能かもしれません。
この場合、現状を前提として、登記の方を現状に併せるように変更するしかなくなります。
登記の方が正しいということが何らかの書類などの証拠で明らかな場合、農地区画事業のやり直しということになりかねませんが、40年という時の経過を考えると事業のやり直し自体はかなり厳しいと思われます(取得時効なども考慮すれば、猛烈に複雑な事案になります)。また、農地区画事業でミスがあったために、土地の面積が小さくなっていたとしても、それについての損害賠償請求権も消滅時効期間や除斥期間(不法行為の損害賠償は、消滅時効は、損害と加害者を知ってから3年以内、除斥期間は不法行為の時から20年以内です)が経過しているため難しいと思われます。
したがって、登記の方が正しい場合でも、実際問題としては、登記の方を現状に合わせて変更することくらいしか、現状と登記の矛盾を解決する方法がない可能性があります。

2015年03月15日 10時35分

農地一男 さん (質問者)
基本的な考え方が解りました。ありがとうございました。

2015年03月15日 17時26分

この投稿は、2015年03月14日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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