建築確認申請の委任状を勝手に捺印し、申請提出・受理されていた件

公開日: 相談日:2015年01月18日
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新築注文住宅をメーカーで進めている者です。

建築の確認申請書を依頼主の許可なく申請し、私のしらないところで許可証が発行されていました。
現場には看板が張り出され、工事も始まっています。

状況を確認したところ、確認申請に必要な委任状はメーカーの担当者さんがかってに印鑑(私の)を購入して、押してしまっていたそうです。
間取りの変更に当たっての再申請費用はメーカーによる負担とのことですが、この先、コストの帳尻合わせをさせられるかもしれないという不安がのこります。

頭金で500万を入れているのですが、契約の解除を申し出ようと思っています。
業者さんの都合で工事を始めてしまった状況で、満額の返金は現実的でしょうか?

契約書には契約解除にあたっては、双方の話し合いで解決するといった旨が記載されています。
よろしくお願いいたします。

313895さんの相談

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    梅村 正和 弁護士

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    勝手にということの経緯や事情の詳細は分かりませんが、
    請負契約をした以上、債務不履行などがないと一方的な解約はできません。
    解約について契約書に決まりがあれば原則その決まりに従うことになります。
    「勝手に」というのが業者の債務不履行に該当するような法的に許されざるをえないことなのか、業者側にそれを正当とする言い分があるのかにもよります。

  • 相談者 313895さん

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    ご回答ありがとうございます。
    説明不足で申し訳ありませんでした。

    委任状に業者さんが、私の承認なくして勝手に捺印しました。
    それを業者は口頭ですが認めております。

  • 相談者 313895さん

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    わたしに一切の連絡がないなかで、市販の三文判を購入し、捺印されていました。

    土地の前を通りかかり、すでに基礎工事が始まっていたのをみて、愕然としました。

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    梅村 正和 弁護士

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    建築確認は役所に対する届出の書面で
    書類が整っていて違法建築でなければ、すんなり、そのまま通るものです。
    請負契約じたいが、きちんと成立しているということになると、
    契約どおりの内容であれば建築確認申請をするのは、むしろ当然ということになります(三文判で足りるのは、ハンコじたいは形式的なものということになるので)。
    業者が契約内容どおりのことをやっているのであれば、依頼者の承諾を得られるのは当然ということになるので、形式的な判を押すのはほとんど違法性がないともなり得ます。
    業者が契約内容とは違う建築確認申請をするために無断でやった場合には、契約とは違うことをやっているので契約不履行となり、契約解除などが視野に入ってきます。
    したがって、重要なのは建築確認の内容での契約が成立しているかどうかです。
    形式上、契約書に署名押印して、きちんと請負契約が成立しており、この契約書の内容どおりの建築確認を取っている場合には、業者に特別な問題はないということになりかねません。
    この場合、依頼者は、単に三文判を勝手に押されたことが気にくわないということだけが理由になってしまいますが、建築じたいが請負契約書どおりだと、契約解除をするほどのことではないということになってしまいます。
    一定の債務の履行がある場合、契約解除するには、契約の目的を遂げることができない程度のことがないと厳しいですが、契約書どおりの建物建築をするならば、契約の目的じたいは十分に遂げているということになります。
    なので、仮に契約書の内容が質問差様にとって不満な内容でも、契約書が整っており、建築確認がこの契約書にのっとってされている場合は契約解除は厳しいかもしれません。

  • 相談者 313895さん

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    詳細なご回答ありがとうございました。
    委任状というものは双方(私と建築業者)の合意・承認無しで作成・捺印・発行?しても良いという事でしょうか?

    これから契約書の中身と仕様を再確認したいと思います。
    この度は色々とアドバイスをいただき、誠にありがとうございました。

  • 弁護士ランキング
    愛知県7位

    梅村 正和 弁護士

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    不動産・建築
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    委任状などの書類は
    実際上は、業者などが「私の方でハンコを押しておきますので」などと言って、委任者の承諾を受けて作成する場合も多いです。
    質問者様が委任状作成について承諾していないと主張しても、契約書の内容どおりの建築確認申請がされたのであれば、裁判所など公的な場では、逆に、「契約内容どおりにやっているのに承諾しないのはおかしい。単に解除したいから、このようなことを言っているだけだ」と判断されてしまいます。
    質問者様としては、契約内容どおりの建築確認申請ではあるが、その申請をするための委任状作成に承諾しなかったのだということを立証できないと、委任状の作成が無断だったと裁判所などに推定してもらうのは厳しいのではと思われます。
    また、先に回答したように、委任状作成の過程に欠陥・ミスがあっても、建築確認申請の内容が契約内容どおりであれば、その欠陥は大きくないということになります(あくまでも契約の目的は建築することであって、建築確認申請をすることではありません)。
    なので、契約解除したいなら契約の内容が重要です。

この投稿は、2015年01月時点の情報です。
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