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建築の契約内容からの不完全履行について

2016年04月07日
ベストアンサー
住宅の建築の請負契約を締結しました。
3月に本契約、10月に追加工事について図面と個別見積りを以って互いに合意し、11月に着工しました。
竣工は3月末、引き渡しは5月(契約書上は着工から5ヶ月で完成とあります)
工事自体は小さなトラブルはあったものの、確認による都度先方対応により概ね順調に進んでいました。

完成1月前に突然一部の素材が確保できないため変更して欲しいと依頼がありました。発注予定の素材の在庫がなくなり発注が出来ないとの事で代案の提示を受けました。
しかしながら該当の建材は輸入建材であり、確実な在庫確保を行うのであれば数ヶ月前には確認、発注が必要です。工事直前に発注しようとしている事がそもそも状況としておかしく指摘しました所、発注時期に不備があった事は先方も認めています。

該当箇所は高額で、見た目にも大きく変化が出ます。
また、今は在庫が無いとはいえ入荷予定はあり(恐らく数ヶ月かかります)代案素材の購入には応じたくないと考えています。

・先方不備による契約内容の不完全履行として、締結内容での提供を要求出来ますか。
(発注不備による素材の変更は必ず受け入れなくてはならないのでしょうか)

・代案に応じず締結内容での提供を要求して引き渡しが延期された場合に、依頼者の故意による遅延と見なされますか。施工者側の瑕疵対応の結果として遅滞にあたりますか。

・代案での購入を余儀なくしなくてはならない場合に(入荷時期がひどく先である、予定のまま廃盤になってしまった等)購入代金の支払いについて何かしらの対応を求める事は出来ますか。
契約金額から超過分が出た場合の差額支払いには応じて貰えると思いますが、完成に差異が出る異なる商品に同額を払うのも正直に言えば納得出来ないものがあります。

お忙しい中とは思いますが、ご教示お願い致します。
相談者(440690)の相談

みんなの回答

池田 毅
池田 毅 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう
理屈だけの問題で言えば、その商品での施行が契約の中身となっていたのであれば、代案というのは、当初の契約ではなく、変更契約ですから、それを承諾してもしなくても自由です。
当初の契約どおりに引渡が出来ず遅延することになった、その原因が建築側のミスということですから、契約書に基づき遅延損害金を請求できます。
なお、例外的に、建物としての全体の工事は完了し、内装の一部分のみが間に合わないという程度であれば、引渡はできる(遅延損害金も生じない)ということもありえるかもしれません。

2016年04月07日 12時27分

大西 敦
大西 敦 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
> ・先方不備による契約内容の不完全履行として、締結内容での提供を要求出来ますか。
> (発注不備による素材の変更は必ず受け入れなくてはならないのでしょうか)

契約が履行不能になったわけではありませんので、契約内容に従った要求はできます。受け入れなければならない理由はありません。

> ・代案に応じず締結内容での提供を要求して引き渡しが延期された場合に、依頼者の故意による遅延と見なされますか。施工者側の瑕疵対応の結果として遅滞にあたりますか。

故意によるものかどうかはわかりませんが、当然遅滞になります。契約書に遅延損害金の定めがあれば、その内容に従って請求できます。

> ・代案での購入を余儀なくしなくてはならない場合に(入荷時期がひどく先である、予定のまま廃盤になってしまった等)購入代金の支払いについて何かしらの対応を求める事は出来ますか。
> 契約金額から超過分が出た場合の差額支払いには応じて貰えると思いますが、完成に差異が出る異なる商品に同額を払うのも正直に言えば納得出来ないものがあります。

契約内容が変わってしまうわけですからできると思います。

2016年04月07日 12時40分

この投稿は、2016年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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