抵当権者の権利について

公開日: 相談日:2022年05月11日
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【相談の背景】
取引先の本社不動産に抵当権をつけました。
今は他の会社が入っています。
この物件を高く売却してほしいと思っています。

【質問1】
抵当権者として、今入居している会社を追い出すことはできますか?

1143137さんの相談

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    抵当権者は不動産の価値を把握している(価値に対して権利を持っている)だけなので、不動産の使用方法に関する、入居者(使用者)の立ち退き等を請求することは出来ません。
    また、抵当権者がその権利を行使できるのは、被担保債権の支払いが滞った場合です。

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    東京都1位

    柴山 将一 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
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    取引先から他の会社が本件不動産を賃借しているという関係でしょうか。
    かかる関係があることを前提として回答致しますと、抵当権者は基本的には抵当物件の賃借人に対してその退去等を請求する権利は有しておりません。被担保債権の範囲内で抵当物件の価値を把握しているにすぎない権利であると考えられているからです。その賃借人が何らかの理由により適法な賃借人ではなくなり、賃貸人であり不動産所有者である取引先が返還請求権などの権利を他の会社に対して有するのであれば、その権利の債権者代位による行使といったものは考えられなくはないですが。

    ただ、高く売却することを希望しているのであれば、必ずしも賃借人が存在していることはマイナスにはならない場合があります。買い受け希望者が本件不動産での賃貸収益を予定している場合、優良な賃借人がいることは逆にプラスの評価になります。従って、賃借人を単に追い出すということだけではなく、追い出すことは基本難しいということを前提に、このような評価にマッチする買受人を見つけ出すことの方が近道かもしれません。

    以上、相談者様の少しでもご参考になれば幸いでございます。

この投稿は、2022年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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