親族の立退きと居住権の主張について

公開日: 相談日:2015年06月04日
  • 1弁護士
  • 4回答

弟家族が住んでいる土地と家屋を父から相続しました。
相続した時点では弟ということもあり
特に賃貸契約など交わさず
弟家族に住まわせていました。
賃料等も貰っていません。

しかし弟が亡くなり、母は痴呆が進み
高くかさむ介護費用に困ってしまった今、
相続した(現在、義理妹家族が居住)土地家屋を
売却しようと考え、義理妹家族に明け渡しを要求しました。

ところが、一向に話し合いに応じてくれず
居住権を主張されます。

①:明け渡してもらう方法はあるのでしょうか?
②:居住権とは、どのぐらい主張でくるものなのでしょうか?
③:今の状況で義理妹家族から立退き料を要求された場合
  支払わなければいけないでしょうか?

以上、ご教示をお願いいたします。

355960さんの相談

回答タイムライン

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    ご質問の内容を前提にしますと
    相談されている方と弟さんとの間には「使用貸借契約」が成立していると評価できます。
    そして,使用貸借契約は,人的な強いつながりにより成立することが多いことから契約の一方当事者が死亡した場合には終了することになります。
    つまり,弟さんの死亡により相談されている方と弟さんの契約は終了しています。
    ですから,法的には明渡しを求めることができます。

    なお,現在の状況を長期間放置していると,相談している方と義妹さんとの使用貸借契約の成立が認められかねません。
    まず,内容証明郵便などで明渡しを求める通知を行っておき,任意の明渡しに応じてもらえないようであれば,弁護士に依頼するべきです。

  • 相談者 355960さん

    タッチして回答を見る

    早速のご回答ありがとうございました。
    内容証明郵便にて対応してみようと思います。

    念のため教えてください。
    義妹との使用貸借契約が成立してしまった場合についても
    ご教示いただければ助かります。
    よろしくお願いいたします。

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    弟さんが亡くなられた時間が経過していないのであれば,
    通知書を送付することで契約の成立を否定することはできます。

    義妹さんとの間で使用貸借契約が成立する場合とは,
    原則,お二人の間での合意が必要になります。
    そして,契約の内容は,お二人の合意次第ということになります。

    例外として,弟さんが亡くなって何年も経過しているにもかかわらず,
    賃料の請求がなかった,立退きも求められなかったという場合に
    使用貸借契約の成立が認められる場合があります。

    この場合の契約の内容が,どういったものとなるかということは非常に難しいですが,長期間使用した実体によるとしか説明のしようがありません。

  • 相談者 355960さん

    タッチして回答を見る

    ご回答、ありがとうございました。

    先程の質問内容に不足があったため、
    再度ご質問させていただきます。

    弟が亡くなって7年が経ち
    義理妹家族が7年間、無条件で居住しています。
    (家賃請求はしていません 賃料等も貰っていません)
    使用賃借の状態となってしまっています。

    明け渡してもらう方法はありますでしょうか?

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    弟さんが亡くなられた際の家族構成,現在の家族構成,姪御さん,甥御さんの年齢,当該住宅に義妹,姪御さん,甥御さんが一緒にお住まいか,他にどのような方がお住まいか等の状況により,使用貸借契約の目的が完了しているため契約が終了であると主張することが可能な場合があります。

    ご相談されている方と義妹さんとの間に使用貸借契約が成立していると判断される可能性が十分に認められるため,契約が終了しているか否かにつき慎重な判断が必要となります。
    また,弁護士さんにお会いになられて相談されることをお勧めします。

  • 相談者 355960さん

    タッチして回答を見る

    昨日は、早急なご対応と解り易いご回答及びアドバイスを
    いただきありがとうございました。

    使用賃借契約が終了しているかどうか慎重な判断が必要との事、
    弁護士さんに相談しようと考えておりますが
    不安要素がひとつ・・・

    居住権を盾に出ていこうとしない義理妹
    居住権の効力に勝ち目はありますか?

    ご教示をお願いいたします。

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    居住権というのは,
    賃借権(賃料を支払っている場合)あるいは使用貸借権(賃料を支払っていない場合)のことを指しているのだと思います。
    つまり,本件では,「使用貸借の目的が完了していないために使用貸借権がある」ということを指して主張していると理解すればよいです。

この投稿は、2015年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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