民法245条 既存建物が50cm以内にある時

公開日: 相談日:2020年09月16日
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  • 1回答

■相談内容
隣地が民法234条の規定である50cmを守っていない場合、後からでもこちらも50cmを守らず家が建てられるか。

■背景
現在土地は購入済みで、図面の検討段階です。

購入した土地は住宅地で、南北が私道、東西に家が建っています。
土地の形は3.5m×9mの長方形。

敷地境界と隣地の距離は
・東側 壁面約50cm 但し出窓が一階と二階で3つ、出窓と境界との距離は約20cm
・西側 壁面約20cm
購入した土地は元々家が建っていて、そのとき家と敷地境界までは西側20cm東側50cmでした。

土地購入に際して、不動産屋さんには幅が3.5mしかないので可能な限り広げたいと伝え、不動産屋さんとしては両隣の家は民法を守っていないので習慣として新築時にはこちらも50cmより寄せても問題ないと。
購入に際して両隣の同意書は取っていません。

■現在の課題
設計士さんと色々進めて行く中で、やはり両隣の方から同意を取った方がいいということで、挨拶に伺いました。
同意の内容は両隣共に「外壁を40cmまで寄せさせて欲しい」というものです。また配慮として出窓等がないデザインであることも伝えました。

西側の方は以前の建物から離してくれればいい。

しかし東側の方は絶対に50cm離してほしいと。
挨拶の際に丁寧に計画を伝え、配慮したデザインにしていること、そしてそれとなくそちらの出窓がかなり境界に近いことも伝えましたがダメでした。

■質問事項
①東側隣地の同意が無くても40cmで建てられるか?
②ある意味両隣が50cmより寄っていることを良しとして土地を購入したが、「お宅も寄ってますよね?」という言い分が通用するか?
③法律的に先に建ってる住民の言い分が強く採用されるのか?後から建てる人が不利になる?
④仮に問題なく50cmより寄せられるとして、両隣がと同じ位(約20cm)まで寄せられるか?
⑤東側に関して、仮に強引に20cmで建てたとして、相手が訴えて来た場合、向こうは出窓、こちらは壁でこちらが不利になることがあるか?(出窓と壁で法解釈が違うか?)

■補足
・本土地は準防火地域ではあるが、予算の都合上耐火構造の壁にできない(基準法65条は満たせない)
・近隣に50cmより寄せる習慣があるかについては、半径50m以内に10件程度といったところ
・隣地境界は確定測量済

956378さんの相談

回答タイムライン

  • 原田 和幸 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
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    > 隣地が民法234条の規定である50cmを守っていない場合、後からでもこちらも50cmを守らず家が建てられるか。

    隣が守っていないからといって、相談者が守らないでよいとは言えないのではないでしょうか。

    建築基準法63条を充たさないのであれば、民法に従うことになるのではないでしょうか。

    詳しくは、役所で確認されたほうがよいと思います。


    (隣地境界線に接する外壁)
    第六三条 防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。

  • 相談者 956378さん

    タッチして回答を見る

    ご回答ありがとうございます。
    もちろん民法を守ることが賢明なのは重々理解しております。
    しかし後から建てるものが泣き寝入りするしかないのか?
    法ではお互い様が認められていないのか。
    ということが知りたかったです。

この投稿は、2020年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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