土地の境界線と時効取得に関して。

相手から土地の境界線が違う(越境している)と最近連絡を受けました。
家族は全く知らずに過ごしており、現在の広さを敷地と思っておりました。
また、仮に越境していたとしてもすでに50年以上は経っていると思います。
越境していたと確定した場合は、時効取得に該当するのでしょうか?
また、近々に測量士が来るそうなのですが、登記の確認がまだなのと上記の件があるので
立ち会わない方がよいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
2019年06月29日 22時55分

みんなの回答

依田 敏泰
依田 敏泰 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都4 不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
確かに50年以上も経っているのならば、時効取得が認められる可能性はあります。
しかし測量の立ち合いについて特に拒否する必要はないでしょう。
ただ新たに杭を入れるなど、現在の境界の状況を変えるようなことは、断固お断りする必要があるかと思います。新たな杭を入れることを認めたりすると、境界線が違っていたことを認めたかのように誤解されることになって、後々面倒です。

2019年06月29日 23時38分

寺川 忠幸
寺川 忠幸 弁護士
ありがとう
> 越境していたと確定した場合は、時効取得に該当するのでしょうか?
取得時効が成立するためには,時効取得に必要な期間の自主占有(自己のものとして支配していた客観的な状態がある)が必要です。
50年の経過は時効取得に必要な期間(20年)を満たしています。
後は,50年(20年)以上の期間自主占有していたか否かどうかということになります。
建物が建っている部分が越境しているというのであれば占有は認められることになるでしょうし,庭として草木を植えて手入れをしていた,ということでも占有が認められる可能性は高いでしょう。
しかし,柵も塀もなく,手入れをせずに雑草が伸び放題というのであれば微妙です。
土地の状態に関わるので,現地の写真を撮る,法務局の公図あるいは地図に準じる図を入手して弁護士に相談することをお勧めします。

測量士が相手方が依頼して,相手方が相談者さんが越境していたことを確認する目的であれば立ち合いを拒否しても差し支えないと思います。逆に,立ち合いをして越境していることを認める旨の署名押印をした場合は,越境していることが確定する可能性があるので,不用意に署名押印はすべきではありません。

2019年06月29日 23時46分

原田 和幸
原田 和幸 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都1 不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
> 越境していたと確定した場合は、時効取得に該当するのでしょうか?

50年もということであれば、可能性はありますね。

> また、近々に測量士が来るそうなのですが、登記の確認がまだなのと上記の件があるので立ち会わない方がよいでしょうか?

時効取得の前にそもそも相談者の土地の可能性もありますから、時効取得はあくまで越境していた場合の主張と考えればよいと思いますので、立会い自体はよいと思いますが、サインをするのはよく考えたほうがよいと思います。

2019年06月30日 04時47分

相談者
お忙しい所ご回答をありがとうございます。
現在の境界には塀があり、それは家族が建てたものではありません。
越境とされている部分は建物は建っていなく、庭として管理しています。
また、過去に相手の方は借家を建てたりしておりますが、その時には境界線の事は言ってこなかったようです。
相手の話を鵜呑みにしてしまうと取り返しの付かないことになりかねないと思いますので、
今回の測量の立ち会いは日を改めて頂けるようにお断りをして、その間に登記や測量図の手配をしてこちらででも確認をしてみようかと思います。

2019年06月30日 20時36分

この投稿は、2019年06月29日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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