隣地の擁壁設置への対応について

公開日: 相談日:2015年01月07日
  • 2弁護士
  • 2回答

隣地が土地を切り下げ、無断で当方敷地に設置した土留に対し、どこまで要求できますでしょうか。

1.経緯
空地であった隣地が、家を新築中です。
隣地が、駐車スペースを作る為、境界土地面を70cm程度切り下げました。
その際、当方が当方土地内に設置したブロック壁(境界線から数cm当方側に設置、基礎は切り下げ前の表面から下に約20cm)の基礎、その下の土が露出することとなった為、隣地が無断で、当方ブロック塀の隣地側下部から新しい土地表面までの高さで、当方ブロック塀にコンクリート打ち付ける(高さ約60cm、厚さ15cm、横幅1m)ことで、土留としました。


2.現状
当方土地に先方のコンクリートが越境しています。
先方の新しいコンクリートは特に基礎はなく、当方ブロック塀に密着することで支えられており、仮にブロック塀を当方が撤去しようとした場合は、先方のコンクリートを破壊せざるえないと思われます。

3.相談事項
a.コンクリートの撤去(原状復帰)を、先方に求めることができるか。
理由)耐震性に不安があり、かつ、当方ブロック塀の改築が不可能になっている為

b.撤去後、先方が土地を切り下げしたことから、
先方土地側に先方費用負担で、きちんとした土留設置を求めることができるか。

c.やむをえず、現状を放置した後、先方のコンクリートを当方判断で撤去することはできるか。


何卒よろしくお願いします。

310527さんの相談

回答タイムライン

  • 本橋 一樹 弁護士

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    このような問題は土地の立面・平面図が必須ですし現況図も必要です。
    テーブルの上で図面を広げて議論すべき案件であり、ネットでの相談には適さない案件と思います。

  • 弁護士ランキング
    愛知県1位

    梅村 正和 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
    タッチして回答を見る

    まず、自分の所有物である土地の中に、自分の費用で建築基準法などの法規に反しない壁などを作ることは当然自由です。
    ただ、その場合でも、隣地等に対して構築工事などにより何らかの損失が発生する場合には補償義務が生じる場合があります(当然、これは質問者様も相手方も両方ともです)。また、他人の土地にある他人の物を勝手に撤去してはいけません。
    その損失が、土地所有者から工事を請け負った工事業者のミスで発生した場合には、その工事業者に賠償請求すべき場合もあります(タクシーに載っているときに、タクシーが事故を起こした場合、責任があるのはタクシーの運転手であり、運転を依頼したタクシーの乗客には賠償責任がないのと同じ理屈です)。
    さらに、質問者様の土地等に何らかの損害が発生したとしても、その損害が元々質問者様の土地や質問者様の構築物(壁など)に欠陥があったために発生したと言える場合には、相手方の工事と損害との間には因果関係が薄い(あるいは因果関係がない)となるので、賠償請求できない場合もあります。
    質問者様の土地にはみ出したような工事をやった場合、相手の方は、その部分も自分の土地であると認識している場合があり、このような場合には、大前提として、両者の土地の境界を確定させる争いが出てきます。
    いずれにせよ、単純な事案ではないので、一言で回答するのは難しいです。

この投稿は、2015年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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