宅地の擁壁の所有権と維持管理義務を別にできるか(所有権があっても維持管理義務を負わない取り決め)

公開日: 相談日:2014年09月17日
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購入を検討している土地(A地)に高さ1.5メーター、長さ12メータほどの擁壁があります。隣地(B地)が高くなっていてその土地の土留めの擁壁です。A地とB地は同じ人(売主)の所有地で、A地(低いほうの土地)に先に建物を建てその際に擁壁を作ったのでその擁壁の所有権はA地側にあるということです。確かに、その擁壁は境界線からA地側にあります。購入に際して、B地の土留めであるその擁壁の維持管理・補修義務にについて私は一切負わない取り決めを交わしたいのですが、有効でしょうか?以下のような取り決めとしたいと考えていますが、売主がすべてに同意した場合、完全に有効な取り決めとすることができるでしょうか?

(1)擁壁の所有権はA地所有者にある。(2)擁壁の維持管理はB地所有者が行う。補修に際してはB地所有者が費用を全額負担する。(3)擁壁の補修に際しては、敷地(A地)に占める擁壁の面積が現在より多くならないよう配慮する。(4)B地で建物を建て替える際には境界線よりB地側に新たに擁壁を作り、今ある擁壁は撤去する。(5)この取り決めは所有者が移転した場合にも承継する。

よろしくお願いします。

283186さんの相談

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    >購入に際して、B地の土留めであるその擁壁の維持管理・補修義務にについて私は一切負わない取り決めを交わしたいのですが、有効でしょうか?

    お互いが同意できるのであれば、有効です。

    >売主がすべてに同意した場合、完全に有効な取り決めとすることができるでしょうか?

    はい。

    ただし、(5)については、所有者が移転した場合、きちんと引き継がれなければ、新所有者に義務を負わせられない可能性があります。

  • 相談者 283186さん

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    早速の明確な回答、誠にありがとうございます。(5)についても取り決めがより確かに承継されるようにする方法はないでしょうか?
    もしも(1)を、「擁壁の所有権はB地所有者にある。擁壁は越境物である。A地所有者はB地所有者に対し、擁壁部分の土地の使用貸借の承諾をする。但しB地に現在の建物が存在する間のみの期間とする」に変更したらどうなるでしょうか?
    擁壁の所有権をA地所有者にするのとB地所有者にするのとでは、私の希望をより確実にできるのはどちらでしょうか?
    私としては、
    B地の土留めである擁壁の維持管理責任は一切負いたくない。補修に際しては負担は一切負いたくない。いずれは、今ある擁壁は確実に撤去できるようにしておきたい(50坪程度の小さな土地の南側に、擁壁の占める面積は結構大きいです)
    が希望です。
    売主の方はなるべく私の希望に沿う方向で考えてくださるようです。
    また、いずれにするかで、予想される不都合に違いが生じるのでしょうか?(例えば、A地に建てられる建物の面積や位置が変わってしまい、現在A地にある建物が違法建築物になってしまう可能性もある?とか)
    何卒、ご教示ください。お願いします。

この投稿は、2014年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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