持ち出しバルコニーと民法234条との関係について

質問させていただきます。

当家には,いわゆる「持ち出し」バルコニーが設置されているのですが,
(2階の外壁からの突き出し距離は910mm)
隣地所有者から,「そのバルコニーの外側部分が隣地境界線から10cmほどしか離れていない。
民法234条1項に違反するので,適切な対応を採るように」との内容証明が届きました。

工事を請け負ったハウスメーカーは,「「持ち出し」バルコニーは,建設業界の通例で,
「軒,ひさし」と同等の扱いをされ,「外壁・側壁」とは扱われないので,
民法234条1項には抵触しなから大丈夫だ。」との説明がされました。

建築面積の算定方法でも,「持ち出し」バルコニーは建築面積に
算入されない扱いがされているそうです。

このような感じで,隣地所有者の要求を突っぱねてしまっていいのでしょうか。

もちろん民法235条の「目隠し」は設置します,と伝えましたが・・・

切実な状況ですので,何卒よろしくお願いいたします。


せいちゃんさん
2014年09月02日 23時30分

みんなの回答

梅村 正和
梅村 正和 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 愛知県1 不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
壁とかバルコニーとかの名称ではなく実態で決まるので断言できませんが、ちゃんとした建設会社が問題と言うのであれば、おそらくそうなのではないかと思われます。
また、工事着手から1年以上経過した場合や、完成してしまった後は、隣地所有者は損害賠償請求しかできません(民法234条2項ただし書き)。つまり、作り直せという主張はできません。
損害賠償請求しかできないので、隣地所有者に具体的な損害がなければ損害がゼロということで賠償請求できませんし、質問者様があえて突っぱねた場合、相手が訴訟をやって仮にいくらかの損害賠償を取れたとしても金額的にはたかが知れているので、弁護士費用などで赤字になるため実際に裁判で争うということにはならない場合が多いでしょう。

2014年09月03日 21時14分

この投稿は、2014年09月02日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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