宅地造成等規制法の擁壁について

宅地造成法規制法の擁壁に関する質問です。
現在、中古住宅を購入したのですが、その土地は宅地造成規制法の区域になります。
土地はおそらく切土になります。
擁壁が1.2メートルの高さ、幅4メートルで、ブロック塀(ブロック塀の厚さ10センチ)で作られています。擁壁の図面はありません。
現在は、仕上げ塗り材にコンクリートブロック目地のひび割れが発生しています。傾きはありません。
排水機能がありません。ブロックの上に110㎝のフェンスが取り付けしてあります。
フェンスは木製であり、取り替えた方がよいとの説明は、購入時には言われました。

宅地造成規制法の擁壁の項目には、コンクリートブロックはありません。
色々調べると、コンクリートブロック自体が擁壁には適していないと書いてあるものもあります。
宅地造成規制法の中では、問題はないのでしょうか?

その擁壁が不適切だと判断された場合は、土地の隠れたるかひにあたり、売り主に請求できるのでしょうか?擁壁に関しては、購入時には説明はなく、重要事項説明書にも記載はありません。
土地の隠れたるかひに関しては、3か月以内であれば、売り主が責任を負うと記載があります。

今回は、不動産屋さんを通しての個人通しの売買になるのですが、不動産会社からの説明はなく、
不動産会社に責任はあるのでしょうか?  

可能であれば、返答を至急でお願い致します。
ねこねこさん
2014年03月13日 04時40分

みんなの回答

緒方 剛
緒方 剛 弁護士
ありがとう
ご指摘の擁壁は,宅地造成等規制法にて規制していない高さの擁壁かと思います。

ただ,コンクリートブロックは弱いものですので,地盤を支持する能力は低いものと考えられます。
また,垂直に立ち上げているものとも思いますので,より支える能力は低いでしょう。

現時点では,ひびが入っているだけとのことですが,排水設備が設置されていないとすれば,地盤面が弱くなることも想定しうるところです。

これが瑕疵にあたると断言できるかは,建築士に現場を見てもらわなければ判断はできないと思います。

なので,お近くの建築士に,事情を説明して,判断を仰いでみてはいかがかと思います。

瑕疵であれば,仲介業者の重要事項説明がなされていないとして債務不履行責任の成立がありえます。また,売買契約の解除もありえるところです。

まずは,建築士さんに調査・検討を依頼してみて下さい。

2014年03月20日 15時11分

村上 誠
村上 誠 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都5
ありがとう
宅地造成等規正法9条、同施行令6条により、宅地造成工事規制区域内において行われる切土をした土地の部分に生ずる一定角度以上の崖面は、鉄筋コンクリート造、無筋コンクリート造、間知石練積み造、その他の練積み造の擁壁で覆うこととされています。

本件で、崖面がこのような擁壁で覆われていないとすれば、耐性に問題がある可能性があり、その擁壁の材質が法令に適合していないこと、あるいは擁壁の耐性不足を「隠れた瑕疵(かし)」として、売主に瑕疵担保責任として、損害賠償請求できる可能性があります(民法570条)。

また、売買を仲介した不動産会社も、この土地が宅地造成工事規制区域内にあることを認識していれば、本件の擁壁の材質が法令に適合していないことを認識し得た筈だとも言えます。

そうだとすれば、不動産会社に対しても、重要事項説明義務違反として、損害賠償請求できる可能性があります。

2014年03月20日 16時51分

この投稿は、2014年03月13日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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