土地の前所有者により設置された給排水設備が隣家の土地を経由することについて

公開日: 相談日:2015年03月09日
  • 1弁護士
  • 1回答

3区画ある分譲地の1区画を購入しマイホームを建てました。下水管は土地の前所有者である不動産業者により設置され南側にしかれました。しかし他の区画の端を経由しての設置となりました。この土地は高低差があり他の区画を介さない北側に下水管を設置するには難しかった為です。
残りの区画にうち当方の下水管が通っている区画を別の不動産業者が購入し、そして、別の方がその土地を買い建物を建て始めました。その段になり当方の下水管が通っていることが相手方に判明しました。説明を求められましたが、当方としては土地の購入時に不動産業者が設置したものであるからそちらに確認してくれと伝えたのですがその業者はすでに潰れてないため確認できないと言われました。下水管設置の状況を伝えたところ、覚書を交わしたいと申し出がありました。
しかし、送られてきた覚書は当方にだけ条件が課せられる内容でした(当方の所有者が変わった場合、下水管の通っている土地の利用について協議するものとすると書かれていました)相手方は自分たちは許可する立場にあるのだからこの内容でなければ覚書は交わさないと言ってきています。
このような場合、無理に覚書を交わす必要性はこちらにはあるのでしょうか?

329484さんの相談

回答タイムライン

  • 鎌田 智 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
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    先方の要請に応じて強いて覚書を交わす必要はないと思います。

    下水道法は、他人の土地を使用しなければ下水を公共下水道に流すことができない場合、他人の土地に排水設備を設置することができるとしています。
    ご質問者の下水道は、下水道法に基づいて設置している可能性があります。

    相手方の不満は、第一義的には売主である不動産会社に向けるべきものでしょう。
    不動産会社には、重要事項説明を行っておくべきだった義務があるかもしれません。

    覚書を交わすメリットがご質問者側にあるとすれば、将来下水管の交換等の工事の際には相手方は無償でこれに協力するなどの内容ですが、現時点であえてこれを要請するとかえって混乱する可能性がありますので、慎重な判断が良いと思います。

  • 相談者 329484さん

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    迅速かつ丁寧にご回答頂きありがとうございます。
    強迫ともとれるような内容で覚書を交わすように迫られていたので不安になり困り果てていたところでした。
    アドバイス頂いた「当方側が覚書を交わすメリット」の一文も大変参考になりました。現時点では相手方に望むのは絶望的と思われますがそこのメリットを据え置いたとしても、相手方の一方的な覚書を交わす必要がないことがわかり安心致しました。
    ありがとうございました。


この投稿は、2015年03月時点の情報です。
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