土地の重要事項説明書の誤りとその後の対応

 隣地との境界にはブロック塀があります。土地の契約に係る重要事項説明書に、概測図が記載されており、そこには、ブロック塀までが私の所有地に含まれることとなっておりましたので、建物を建てる際、ブロック塀の積み増しと、フェンスを立てました。
 しかし、今回、隣地が売買されることとなり、土地家屋調査士の境界立ち会いをしたところ、昔、土地区画整理を行った際の境界標が発見され、ブロック塀は境界外に建っていることがわかりました。
 境界標がある以上、境界を動かすことができないことは理解できました。
 そこで質問ですが、
  ①ブロック塀は、隣地の方の所有という理解でよろしかったでしょうか?
  ②また、今後、ブロック塀の修理や取り壊しが必要になった際、
   その費用は積み増し等を行った私が負担する必要はあるのでしょうか?
  ③以前に行ったブロック塀の積み増しとフェンスの費用が把握できれば、
   土地の契約をした不動産業者にその分の請求をすることは可能なのでしょうか?
 以上、3点ご教示くださいますようお願いいたします。
b4_63f5さん
2016年05月09日 09時22分

みんなの回答

村上 誠
村上 誠 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都4
ありがとう
①について ブロック塀は、隣地に付合したものとして、隣地の所有者の所有になる(民法242条)、と思います。

②について 基本的に、積み増し部分を含めて、ブロック塀が隣地所有者の所有であれば、ブロック塀の修理や取り壊しは、隣地所有者の負担になると思います。ただ、隣地所有者に無断でブロック塀の積み増しをしたことにより、ブロック塀の修理や取り壊しにかかる費用が増える分については、費用負担を請求されるかも知れません。

③について 不動産業者の債務不履行(重要事項説明義務違反)により、ブロック塀の積み増しとフェンスの費用分の損害を蒙ったとして、請求できるかも知れませんが、ブロック塀の積み増しとフェンスの設置があなたの意向により行なわれ、それにより、あなたの家ないし土地の利便が図られているのであれば、その利便性を享受している分は、損害から控除する必要があるのではないか、と思います。

2016年05月22日 09時31分

この投稿は、2016年05月09日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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