認知症の父親の不動産売却

ご質問させて下さい。
4年前に父親が健全な状態のときに、父親と母親が個別で所有する土地を一緒に売却し、隣地を残しました。残した土地も、個別で父親と母親で所有しています。
残した土地も、道路の関係で父親の土地と母親の土地を一緒に売却しないと売れません。
父親の体調が悪化しだした時、父親の申し出で、「自分の判断がとれなくなった時には、所有の不動産売却は妻(名前記載)を代理として委任する。」という内容を自筆で住所、名前、日付の記載をしておりました。
長男、長女、二女も同意しておりますが、署名はしておりません。
その後、不動産売却の話も他方から出ましたが家族皆が応じずいたところ、父親が認知症を患いました。
昨年、市の認定を受け、現在自宅で過ごしております。
この度、介護施設入所を望む父と母が不動産売却を希望しました。
突然で、父は成年後見などつけておりませんが、父の覚書を提示したうえで、住所氏名を自筆署名し(現在、住所氏名は自分の判断で書けます。)、印鑑証明書を添付して、その下に父の代理人として母親の自筆による署名を行い、印鑑証明書を添付した場合、司法書士に委任して売買を行うことは可能でしょうか。
成年後見制度の手続には時間がなく困っております。
売買代金は、全額父親の口座に売買契約通りの金額が振り込まれます。
教えて下さい。宜しくお願い致します。
2017年06月04日 13時04分

みんなの回答

寺尾 幸治
寺尾 幸治 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう
> 父の覚書を提示したうえで、住所氏名を自筆署名し(現在、住所氏名は自分の判断で書けます。)、印鑑証明書を添付して、その下に父の代理人として母親の自筆による署名を行い、印鑑証明書を添付した場合、司法書士に委任して売買を行うことは可能でしょうか。

数年前の委任の意思表示ではなく、売買時の委任の意思表示がないと無理でしょう。司法書士も、本人確認と本人の意思確認はしますので、登記の代理はしないでしょう。
成年後見の申し立てをすべきでしょう。

そもそも、売買契約は、お父様自身が締結したのでしょうか?

2017年06月04日 13時55分

相談者
ご回答いただき、ありがとうございます。
売買契約が可能なのか分からないところでしたので、まだ何も進めておりません。
「要介護」認定がされている状態でも、現在意志表示が出来て、自筆で署名が出来、土地代が全額父親本人の口座に入るのであれば可能なのではと安易に考えておりました。
家庭裁判所に申し立てに相当な期間を要すのであれば、希望する施設入所が難しくなりますためご相談させていただきました。
ありがとうございました。

2017年06月04日 14時20分

寺尾 幸治
寺尾 幸治 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
おそらく、売買契約は、昔の覚書を示して、お母様が契約書に代筆して締結されたのだと思います。そんな売買契約を仲介して、契約を締結させた仲介業者にも責任はありそうです。
そして、売買代金が振り込まれ、期限までに所有権移転登記ができないと、買主から、損害賠償請求または違約金を請求されそうな状況であり、お困りなので上記の質問をされたと推察します。

しかし、所有権移転登記を司法書士に委任すると、司法書士は、職務として、本人確認と本人の意思確認をするので、まともな司法書士であれば、登記の代理はしないでしょう。

成年後見申し立てをして、決定がでるには、ある程度、時間がかかりますので、所有権移転登記が契約に定めた期限までにできないので、違約金等をしはらわなければならない可能性があります。その場合は、そのような契約を推進した仲介業者に専門家としての責任を追及するしかないのではないかと思います。

2017年06月04日 14時22分

寺尾 幸治
寺尾 幸治 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
> 売買契約が可能なのか分からないところでしたので、まだ何も進めておりません。

それなら、成年後見申し立てを先にすればよろしいです。安心しました。

2017年06月04日 14時24分

この投稿は、2017年06月04日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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