建築条件付土地売買契約の自己都合による白紙解除の可否

建築条件付土地売買契約の白紙解除に関するご相談です。契約締結し、手付金は支払済。建築請負契約は未締結、打ち合わせも始めていない状況です。
契約締結後、高圧電線があり、それによる健康不安があり、とてもこの土地で生活できないと判断しました。建築条件には、「この土地は土地売買契約3ヶ月以内に売主及び買主間で住宅の建築請負契約を締結して頂くことを条件として契約するものです。万一、この期間内に住宅を建築しないことが確定した場合、または住宅の建築請負契約が成立しなかった場合は、本土地売買契約は白紙解除とし、受領した金銭は全額速やかにお返しいたします」とあります。本条文以外は契約書には記載がなく、重要事項説明にもありません。

自己都合理由によるものですが、「建築しないことが確定した場合」ということで、白紙解除可能でしょうか?
条文には自己都合による場合を除く等の除外内容が記されていないので、買主側の一方的な建築しないことにしたという理由でも白紙解除が可能と思えるのですが、いかがでしょうか。
yoi-kobaさん
2017年05月16日 21時22分

みんなの回答

黒岩 英一
黒岩 英一 弁護士
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ありがとう
>自己都合理由によるものですが、「建築しないことが確定した場合」ということで、白紙解除可能でしょうか?

一般的には、不可抗力によって建築しない場合に白紙解除できるものですから、あなたの一方的な都合で建築しないとしたときには、白紙解除は出ません。

ただ、契約書の文言上は、売主が白紙解除に応じる可能性がないとは言えませんので、売主に確認をされてください。

2017年05月17日 07時53分

梅村 正和
梅村 正和 弁護士
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ありがとう
契約を完了し、相手が履行に着手して手付金放棄解約もできなくなっている時点では、相手方に契約不履行などがない限り一方的に契約解除をすることはできません。
契約上、こういう場合に違約金いくらで解約できるとの規定があれば、その規定どおりの方法で解約することはできます。
権利として契約解除できない場合は、相手方にお願いするしかありません。高圧電線があることを契約時に知らなかったとかの特殊な事情があれば別かも知れませんが、高圧電線があることを分かって契約した以上、高圧電線があることは法律的には解約の理由にならないので、お願いを相手方に打診することになります。

2017年05月17日 12時04分

yoi-koba さん (質問者)
追加の質問です。建築条件では、請負契約は買主と売主間で締結することになっています。しかし、売主は、建設業の許可を持っていません。個人住宅の場合、許可がない場合は税込1500万円以上の建物一式元請工事は請けられません。仲介業者の広告には、自由設計と謳われており、参考の標準プラントしては確かに1500万以下となっており、また融資額もそれを前提としていますが、設計打ち合わせではその額を超えることは十分に想定できます。
自由設計を謳いながら、実際には額がオーバーした場合は建築業法違反となり売主との請負契約ができないことになります。こんな制限がある契約自体が、売主及び仲介業者の違反行為だと思いますが、如何でしょうか?

2017年05月18日 03時03分

梅村 正和
梅村 正和 弁護士
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ありがとう
制限がある契約という概念が今ひとつ不明確です。
契約とはお互いを制限するもので、契約条項自体が違法でなければ、どのような内容の契約もできます。
契約をなかったことにできるのは、詐欺を理由とする取消し、錯誤(勘違い)を理由とする契約無効、相手の債務不履行などを理由とする契約解除等のほかは、契約で解約できる場合と方法を定めている場合のみです。
違反行為だと思いますとありますが、契約時点で違法でない以上、契約どおりのことをすればお互いに何も問題がありません。

2017年05月18日 09時30分

この投稿は、2017年05月16日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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