代理人が本人名義で意思表示しても問題ないですか?

公開日: 相談日:2021年07月16日
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【相談の背景】
代理人による意思表示について質問させて下さい。

代理人は「本人のためにする事を示して」意思表示する、と聞きました。
しかし、本人名義で意思表示しても、有効な代理行為になるとも聞いた事があります。

例えば不動産管理会社では、貸主の印鑑を自社で購入し、契約書に貸主の名で押印している所もあります。
(ただ、契約書への押印が先行し、貸主への報告が後になって、揉める場合もある様ですが、、、代理権があるのでさほど問題ない?)
どちらでも有効になるなら、なぜ「本人のためにする事を示して」意思表示する必要があるのでしょうか?

【質問1】
なぜ、代理人は「本人のためにする事を示して」意思表示しなければならないのでしょうか?

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    【質問1】
    なぜ、代理人は「本人のためにする事を示して」意思表示しなければならないのでしょうか?

    民法99条1項が、「代理人がその権限内において本人のためにすることを示してした意思表示は、本人に対して直接にその効力を生ずる。」、100条が「代理人が本人のためにすることを示さないでした意思表示は、自己のためにしたものとみなす。ただし、相手方が、代理人が本人のためにすることを知り、又は知ることができたときは、前条第一項の規定を準用する。」と規定しているからでしょう。
    なお、「本人名義で意思表示しても、有効な代理行為になるとも聞いた事があります。」「例えば不動産管理会社では、貸主の印鑑を自社で購入し、契約書に貸主の名で押印している所もあります。」というのは、代理人が代理人名義でした行為ではなく、代理人が本人名義で、本人を代行した行為となり、民法の上の規定が想定している代理人の代理行為ではありません。

この投稿は、2021年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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