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境界杭棄損と時効取得について

2018年10月30日
古い話ですが、1975年頃、祖母から贈与を受けた土地(当時山林)を造成し、アパートを建築しました。
高低差が3Mほどあったため、道路に沿って石垣で擁壁を作成し、地中部の擁壁の先端を垂直に上に
伸ばした点に境界杭を設置しました。(当時の測量図と一致)結果として杭は石垣の地上部端から数十センチ外側(隣地寄り)側に設置しました。(当方敷地内です)隣地の弟の土地も当時山林であり境界杭は溝の手前に測量士が設置しました。要は実際の境界から数十センチ手前に石垣の地上底部がくる形です。

その後約13年間、海外赴任となり、当方アパートの管理、納税は父親に依頼しました。
1980頃に弟が当時の山林を造成し、当方と同様なアパートを建築しました。その際、道路からアパートへ
通じるコンクリートの渡しを作成し、当方が作成した境界杭はこのコンクリート渡しの下に埋もれる
形となり、当方の了解なく、新たな境界杭を当方石垣の付け根部に移動しました。(約数十センチ当方に
食い込んだ形)杭の形状は正式な境界杭ではなく、赤い丸の形状で直径2CM程度のものです。

当方が帰国後、母親から、境界杭を当方側へ少し動かしたとの話を聞きましたが、海外赴任中色々と家族には世話になったため、あえて問題にはせず放置してきましたが、数年前になり、弟より境界杭(相手が勝手に設置したもの)より弟側に当方石垣の基礎部(地中部)が入り込んでいるため、撤去せよと突然主張してきました。

当方兄弟間のことで、これまで敢えて問題にしてこなかったが、相手が盗人猛々しく、自分たちが当方杭を棄損、移動したことを棚に上げ主張してきたため、当方より、当時の造成を実施した住宅メーカーに問い合わせた結果、相手の境界に食い込む様な造成は決して行ってないとの事

再度現状の勝手に設置した杭の撤去を求めようと考えております。恐らく弟は民法の時効取得20年を盾に現状の杭は正しい、この杭は有効と主張するはずです。

これに対し、当方は最高裁 昭和43年2月22日判決に記載されている 隣接する土地の境界が事実上不明なため、争いがある場合、裁判によって新たにその境界を確定する訴えであって、土地所有権の範囲の確定を目的とするものではないため、取得時効の抗弁の当否は境界確定には無関係である。との判決が適用できるのではと考えますが如何でしょうか?


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頓宮 尚公
頓宮 尚公 弁護士
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弁護士が同意1
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2018年10月30日 09時17分

この投稿は、2018年10月時点の情報です。
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