賃貸事務所の原状回復について
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宅建業者Aが自ら事務所として三年賃貸利用した際の、退去の原状回復義務についてのご質問です。
貸主Bから原状回復の請求が来たのですが、床の張替、クロスの張替、天井のペンキの塗り替えなどで総計70万の請求が来ました。AとBで締結した、賃貸借契約書を見ると、全ての原状回復はA負担で、原状回復する個所が詳細に記載されております。しかし、Aは通常使用で、故意過失の破損などは無いです。
質問
①Aは契約書にある通り70万の全額の負担になるのでしょうか?
②仮にAが全額負担だとしても、減価償却は一年あたり15%償却と東京都の条例で定めがあるので、3年使用の場合45%の償却のため、45%は減額交渉できるのでしょうか?
③床や天井は張替や塗り直しをするとは到底思えない状態のため、工事後に内見させてもらう、または工事後の写真を要求する事は出来るのでしょうか?
工事をしたかのエビデンスの要求をする事は可能でしょうか?
ご教授いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。