賃貸仲介業者の不手際による契約後の契約解除、無効、返金について

公開日: 相談日:2017年09月06日
  • 1弁護士
  • 1回答

先日、内見が出来ない状況で部屋(A室)の契約をしました。
仲介業者からA室と全く一緒という説明を受けたB室の内見はしました。

いざ契約後にA室の採寸に行くと、仲介業者が説明した内容とは多々異なる部屋でした。契約の際に確認した図面も実際の部屋のものとは異なりました。
図面に記載されているドアや、クローゼットがありませんでした。
それ以外にもB室と全く一緒だと説明されて、気に入っていたお風呂やキッチン、テレビのアンテナの取り付け箇所やもう1箇所のクローゼットの作り、フローリング、クロス全てが異なりました。
仲介業者が説明していた部屋と違うので、「内見したB室と全く一緒にして頂けるんですよね?」と問いただすと、管理会社からそれは出来ないと言われたそうです。
仲介業者は確認不足でしたと結果虚偽を認めて謝罪してきました。
謝罪の時の会話は録音してあります。

この場合仲介業者は虚偽の説明、虚偽の図面で契約をさせたことになるのでしょうか? 
契約を解除、無効にすることは可能でしょうか?
また、契約が解除、無効になった場合は仲介手数料を含む全ての初期費用は返金されるのでしょうか?

ちなみにA室の内見は9/1からで仲介業者は8月の末までに契約して頂ければ家賃を下げますと仰り、こちらがA室の内見をする前に契約をさせようとしていたようにも感じました。

582882さんの相談

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  • 相談者 582882さん

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    追記失礼致します。

    契約の際に提出した書類(実印をしたものや源泉徴収票など)は返却して頂けるのでしょうか?
    またこのような悪徳な仲介業者に処分を与える為にこちらで出来ることがあれば教えて頂きたいです。

  • 秋山 直人 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
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    契約を無効にしたり解除するというのは相当ハードルが高いので,残念ながら,なかなか難しいと思います。

    あり得るとすれば,「間取り等がB室と全く一緒」だという仲介業者の説明を受け,それを前提に契約することを賃貸人にも表示していたので,賃貸借契約が錯誤で無効(民法95条),という主張ですが,裁判所はなかなか錯誤無効の主張は簡単には認めません。

    裁判所的には,「A室を借りるという契約で,実際にA室を借りているのだから,錯誤はないし,居住には支障がなく,間取りは好みの問題だから,損害も認められない」と判断される可能性があります。

    おそらく,契約の無効や解除の主張は認められず,仲介業者に対して,説明義務違反による慰謝料を多少請求できる(実質的には,仲介手数料の一部返金)くらいではないか,と思います。

    仲介業者の処分については,監督官庁に対して行政指導を求めることが考えられます。

この投稿は、2017年09月時点の情報です。
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