連帯保証人の支払い拒否と明け渡しについて

公開日: 相談日:2021年01月24日
  • 2弁護士
  • 2回答

アパートの大家です。
4ヶ月前に入居者が室内で倒れ入院し、家賃滞納が続いています。連帯保証人は紹介した不動産管理会社の社長個人です。入居者は現在も入院中で、麻痺が残りかつ認知が進んでおり話もまともにできない様子です。病院担当者の話では親族がおらず後見人が決まるのを待っている状態で部屋に戻れることはないと聞きました。入院当初、保証人兼不動産管理会社から「自分には関係ない」と言われました。直接訪問したところ「とりあえず2ヶ月待って欲しい」と言われ、指定の期間待ちました。結局滞納分の支払いがなく、現在3ヶ月滞納となっています。約束の日から2週間ほど経った日に連帯保証人から連絡があり「家賃滞納3ヶ月を払うので、連帯保証人を辞める」と言われ、部屋の引き渡し、荷物の撤去、滞納分の支払いを求めたところ、「滞納も3ヶ月までしか支払わないし、荷物の撤去、部屋の引き渡しは一切しない」と拒否されました。自分なりに連帯保証人について調べ意見を述べましたが、できないの一点張りで話が進みません。
①私としてはせめて3ヶ月の家賃を払ってもらい、出来るだけ早く部屋を引き渡してほしいですが入居者のかわりに保証人に賃貸借契約解除の同意を取ることは出来ないのでしょうか。賃貸借契約解除に同意してもらえるのなら荷物の撤去、現状回復費用は私の負担でもと考えています。
②原契約書が見当たらず更新契約書しか手元にありません。また、その契約書に連絡保証人の署名捺印はありますが実印ではない可能性があります。訴訟に発展した場合、マイナスになる影響はありますか。
③今後どう進めるのが良いでしょうか。

ご教示お願い致します。

991115さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士ランキング
    福岡県8位
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    契約内容を確認できないので一般論ですが。
    ① 連帯保証人に賃貸借契約を解除したり荷物の所有権を放棄したりする権限は,一般的にはないので,難しいと思います。
    ② 更新契約書にどこまで契約内容が記載されているかによります。実印ではない(かもしれない)という点は,連帯保証の事実に争いがないのであれば,特段不利ではありません。
    ③ 入居者の後見人がいずれ決まるのであれば,それを待った方がいいかもしれません。お近くの弁護士に相談だけでもしてみて,更新契約書でいいので内容を確認してもらって,方針を立てることをおすすめします。

  • 秋山 直人 弁護士

    注力分野
    不動産・建築
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    連帯保証人には賃貸借契約を解除したり,賃借人の荷物の所有権を放棄したりする権限はありません。
    賃借人が認知が進んでおり判断能力がないようですので,後見人が選任されるのを待って後見人に対して賃料滞納を理由に賃貸借契約解除を通知し,建物明渡しを求めるべきでしょう。

    後見人選任まで相当がかかるようなら,賃借人に建物明渡しの訴訟を起こして特別代理人を裁判所に選任してもらうことも考えられます。

    連帯保証人は,明渡しまでの滞納賃料,原状回復費用等の支払義務を負うので,建物明渡後に裁判を起こして粛々と請求・回収すれば良いでしょう。「自分には関係ない」とか「連帯保証人をやめる」という主張は基本的に通りません。

    実印でない可能性があるとのことですが,署名があるということで,連帯保証人であることを否定もしていないので,それほど大きなマイナスではないと思います。連帯保証人であることを前提とした言動は録音しておくべきでしょう。

この投稿は、2021年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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