裏の崖の危険な大木について

公開日: 相談日:2019年10月10日
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実家の裏が崖になっており大木が数本あります。ここ最近の台風で倒木するケースを見かけますが、実家も今後の台風の進路によっては、倒木し家屋が損壊する可能性があると心配しております。
崖の地主さんには相談しているのですが、該当の大木を切ることの許可はおりません。

このように事前に災害が想定される場合、崖に生えている大木の切断などをお願いするにはどのような交渉が可能でしょうか。あるいは、本当に倒木して実家に損害があった場合は、以前から危険だと申し出ていれば損害賠償を受けることは可能でしょうか。
よろしくお願いいたします。

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    山田 明男 弁護士

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    確かに不安ですね。

    その大木が危険だと認識していることや、伐採をお願いしたい(費用面で協力する必要はあるかもしれませんが)とことを伝えた証拠などは残しておいた方がいいでしょう。

  • 菅野 澄人 弁護士

    注力分野
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    > このように事前に災害が想定される場合、崖に生えている大木の切断などをお願いするにはどのような交渉が可能でしょうか。

    →法律上は,明文規定はありませんが,所有者が専有喪失以外の事情(所有物自体を奪われている以外の事情)でその所有権内容の円満な実現の状態を妨げられるおそれがある場合には,所有権に基づき妨害予防請求というものが認められます。
    質問者のご実家の建物が裏の崖の大木によって破壊されそうになっている状態の場合(客観的に倒木によってご実家を破壊される可能性がある場合)には,ご実家の建物所有者から裏の崖の所有者(所有者の他に管理者がいれば管理者)に対しての請求が認められることになります。

    > 本当に倒木して実家に損害があった場合は、以前から危険だと申し出ていれば損害賠償を受けることは可能でしょうか。

    →ご実家の裏の崖の大木が台風によって倒れ,ご実家が破壊された場合には,ご実家の所有者は,事前に倒木の危険性を伝えていたかにかかわらず,裏の崖の「管理者」に対し,損害賠償の請求が認められます。もっとも,「管理者」が損害の発生を防止するのに必要な注意をしていた場合には,「管理者」ではなく,「所有者」に対してのみ損害賠償の請求が認められます。
    この点は,明文規定がありますので下に民法の条文を引用いたします。

    第七百十七条 土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。
    2 前項の規定は、竹木の栽植又は支持に瑕疵がある場合について準用する。
    3 前二項の場合において、損害の原因について他にその責任を負う者があるときは、占有者又は所有者は、その者に対して求償権を行使することができる。

この投稿は、2019年10月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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