個人情報保護法 登記簿謄本所有者情報

土地及び建物の登記簿謄本に持ち主の名前と住所が記載されている場合、個人情報保護法の対象となる個人情報として扱われるのでしょうか?
2016年07月05日 11時45分

みんなの回答

石田 伸一
石田 伸一 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
登記事項証明書に記載の事項は個人を特定できるそのものは個人情報です。
ただ国の機関は個人情報保護法の「取扱業者」の対象外とされていますので保護されません。
全然関係のない個人等が保有しているのであれば保護の対象となりえます。

2016年07月05日 12時14分

鈴木 祥平
鈴木 祥平 弁護士
不動産・建築に注力する弁護士
ありがとう
【質問】土地及び建物の登記簿謄本に持ち主の名前と住所が記載されている場合、個人情報保護法の対象となる個人情報として扱われるのでしょうか?

【回答】個人情報保護法にいう、「個人情報」とは、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)」をいいます。

ポイントは三つです。
(1)「生存する個人に関する情報」
(2)「特定の個人を識別することができるもの」
(3)「他の情報と容易に照合することができるもの」
という点です。

仮に、登記簿謄本のように公開されている情報であっても個人情報に該当しうることになります。。不動産登記簿に記載されている情報は個人情報であり、これらの個人情報を取得した場合には個人情報保護法に基づいて①利用目的の公表や②本人への通知が必要ということになります。

ただ、例えば、お客さんから仲介の依頼を受けた不動産取引に際しての「重要事項説明」に使用する目的でのみ不動産登記簿に記載されている個人情報を入手した場合は、「取得の状況からみて利用目的が明らかであると認められる場合」に該当するとして利用目的の公表等を不要と解することは可能です。


2016年07月05日 12時17分

この投稿は、2016年07月05日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

関連度の高い法律ガイド

相続登記に必要な書類と登記されたことを確認するための方法

不動産を相続した場合は、相続登記という不動産の名義変更手続きをする必要があります。相続登記をするためには、具体的にどのような書類が必要なので...

遺言書がある場合の遺産の種類と遺産の価値を評価する方法

相続するとき、遺言書がある場合でも、どんな遺産が残されているのかを調べる必要があります。遺産の調査は「どのように遺産を探せばよいのか」「遺産...

【法定相続】遺言がなかった場合の遺産の種類と評価する方法

家族が遺言を残さず亡くなった場合、「誰が遺産を相続するか」だけでなく、亡くなった家族が「どのような遺産を残しているか」も調査する必要がありま...

「へそくり」は財産分与の対象になるか?

相手が「へそくり」を隠しているかもしれないーー。離婚するにあたって財産分与を決める際、相手が財産を隠し持っている疑いがある場合、どう対処すれ...

遺産の名義変更に便利な「法定相続情報証明制度」を解説

遺産の名義変更の手続きには、被相続人や相続人全員の戸籍謄本が必要なことが多くあります。戸籍謄本の情報を1枚の用紙にまとめられる「法定相続情報証...

この相談に近い法律相談

  • 犯収法と個人情報保護法について

    犯収法と個人情報保護法はどちらが強いのでしょうか? 金融機関で働いています。 第三者によって勝手に口座が開設されたので、個人情報を削除して欲しいとお客様より申し出がありました。 ただ、当社としても犯収法に基づき7年間記録として残す必要があります。 個人情報保護法にも、本人が削除を希望した場合、削除する必要が...

  • 個人情報保護法について質問です

    個人情報保護法についてよくわからないのですが、個人情報保護法の規制範囲はある一定の条件にある人のみについてなのですか? 例えば、一般人である友人に私の個人情報(名前、連絡先、所属団体名)をインターネットの掲示板にされされたとして、その友人は個人情報保護法違反になるのですか? また、同じく一般人である人が法人について...

  • 個人情報保護法について

    個人情報保護法が施行される前に蓄積した個人情報が何10万件かある場合、所持は違法に なるのでしょうか?収集手段は合法です。

  • 個人情報保護法について

    一年半ほど前、とある不動産業者と住宅購入に関する連絡を取り合っていたとき、その営業姿勢に疑問を抱いたため、その後の付き合いは取り止めとし、個人情報の削除をメールで依頼していました。(その際、相手から返信はなかった) しかし、とあるきっかけで、最近その業者と接触があった際、私の個人情報が削除されていない節があり...

  • 個人情報保護法について。

    先日、公共のゴミ箱に他人の個人情報を捨ててしまいました。①個人情報保護法は企業に務めていない個人にも適応されるのでしょうか。②個人情報保護法に反する場合とは、どのような場合ですか。

法律相談を検索する

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

不動産・建築に注力する弁護士

よく見られているキーワード一覧

最近検索されたキーワード

法律相談を検索する

新しく相談する無料

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

不動産・建築のニュース

  1. 女子寮あるある!?「男子禁制」なのに彼氏を招...
  2. 深夜に大音量の音楽をかける「爆音おばちゃん...
  3. マンション上階は「パン屋」、生地を叩く音や...
  4. 寂しい一人暮らしOL、「小動物」飼育で気を紛...
  5. 退去時に求められた「修繕費5万円」耐用年数...
  6. 東京弁護士会「動物愛護法入門」出版「殺処分...
  7. 脱原発テント「撤去しない」撤去命令確定受け...

活躍中の弁護士ランキング

不動産・建築の分野

ピックアップ弁護士

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。