不動産売買に関する口約束は、法的拘束力があるのでしょうか。過去、手付金10万円は受け取っています。

公開日: 相談日:2022年11月17日
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【相談の背景】
東北の片田舎の町に、宅地を所有しています。この宅地には、築30年ほどの家屋が建っており、兄夫婦が居住しています。私は五人兄弟であり、その家屋は、父親名義のままなものですから、兄弟5人にそれぞれ五分の一の相続権がありますが、宅地は私の名義になっております。
私としては、その田舎の家屋に住んでおりませんので、宅地の利用もしておりませんが、毎年の固定資産税は私が支払っています。ですので、家屋を実質的に占有している兄夫婦に宅地も買い上げてほしいと、相談したところ拒否されました。
悩んだ挙句、10年前に田舎の不動産屋に相談しましたら、その会社の社長が「では、宅地はとりあえず私名義(社長名義)にして、その後あなたの兄夫婦に私(不動産屋社長)の土地として売却する。ついては、宅地の購入手付け金として、あなたの口座に10万を振り込みます」と、言いました。
後日、不動産会社の社長の言う通り、私の口座に10万円が振り込まれました。
しかしながら、この10年間、宅地の所有権移転登記(私名義から不動産会社の社長への移転登記)は一向になされず、なんら進展はありません。2年前、不動産会社の社長に、「もうそろそろ約束を履行してほしい」と、電話で言ったのですが、「今は忙しくて、なかなかそちらまで手が回らない」と、ラチがあきません。
なお、不動産会社の社長から、宅地購入に関する契約書は一切、発行されておりません。

【質問1】
こうした場合、不動産会社社長と交わした口約束の宅地購入契約は、法的効力、あるいは拘束力があるのでしょうか。拘束力がなければ、ほかの手段で上記宅地の問題を解決したいと考えております。

1202842さんの相談

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    10万円受け取ったのでしょうか。
    効力があるか、微妙に思いますが(無い可能性も相当にある)、相手と協議して、相手がどうしても有効というのであれば、20万円を返して手付解約すればよいかとおもいます。

    民法第557条
    買主が売主に手付を交付したときは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を現実に提供して、契約の解除をすることができる。ただし、その相手方が契約の履行に着手した後はこの限りでない。

  • 相談者 1202842さん

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    岡田先生、早々のご回答ありがとうございます。最後にひとつだけ質問させてください。不動産会社の社長は多忙のせいか、なかなか連絡が取れず、取れたとしてもラチがあかない状態が続いております。そこで、口約束の売買契約並びに10万円手付金のことはさておき、買い手がいれば当方が勝手に宅地を処分し、しかる後に、不動産会社の社長から「契約違反」というクレームが来ても、当方から「ご連絡が遅れ、申し訳ありません。では違約金として倍額20万円をお支払いさせていただきます」と、誠意のある対応をすれば、問題ないでしょうか。

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    しかる後に、不動産会社の社長から「契約違反」というクレームが来ても、当方から「ご連絡が遅れ、申し訳ありません。では違約金として倍額20万円をお支払いさせていただきます」と、誠意のある対応をすれば、問題ないでしょうか。

    2重譲渡になりますし、場合によっては背任の話ですから、損害賠償ですむ話ではありません。

    先に解約するなら解約しましょう。
    書面で送ることになります。

この投稿は、2022年11月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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