説教等妨害罪とは|お坊さんの説教や教会の礼拝などを妨害する罪の成立要件と刑罰

お坊さんや牧師の説教や教会での礼拝、葬式など、宗教的な行事をしている最中に騒いだりして、行事の進行を妨害すると、説教等妨害罪という犯罪にあたります。 この記事では、説教等妨害罪がどのような犯罪なのか解説します。

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目次

  1. 説教等妨害罪が成立するポイント
    1. 「説教、礼拝または葬式」とは
    2. 「妨害」とは
  2. 刑罰の内容

説教等妨害罪が成立するポイント

alt 説教等妨害罪は、「説教、礼拝または葬式」を「妨害」した場合に成立します。

「説教、礼拝または葬式」とは

説教とは、宗教の教えを人々に語り聞かせることです。礼拝とは、神仏などに祈りをささげることです。葬式は、人の死者を葬る儀式をいい、動物を葬ることはここでいう葬式に含まれません。 説教・礼拝・葬式以外の儀式であっても、妨害した場合には業務妨害罪軽犯罪法違反の罪にあたる可能性があります。

「妨害」とは

儀式が円滑に進行することを妨害する行為全般を含みます。 どのような手段かは問われません。たとえば、明かりを消したり、やかましく騒いだり、仏像など礼拝の対象を別の場所に移動したりした場合も含みます。 裁判例では、被害者が父親の葬式をするために共同墓地内に墓穴を掘った際、犯人がこの墓穴を埋めてしまったために別の墓穴を掘ることを余儀なくされ、埋葬の時刻が遅れたことについて、葬式の妨害にあたると判断しています。

刑罰の内容

説教等妨害罪の刑罰は、1年以下の懲役もしくは禁錮、または10万円以下の罰金です。

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