水防妨害罪とはl罪が成立する要件と刑罰の内容

河川が氾濫するなどの水害が起きたときに、土のうなどを隠したりして、被害の拡大を食い止めるための活動を妨げると、水防妨害罪という犯罪が成立します。 この記事では、水防妨害罪とはどのような犯罪なのか解説します。

目次

  1. 水防妨害罪とは
  2. 水防妨害罪が成立する要件
    1. 「水害の際」とは
    2. 「水防用の物」とは
  3. 水防妨害罪の刑罰

水防妨害罪とは

河川の氾濫や高潮、津波などの水害が起きたときに、土のうなどを隠したりして、被害の拡大を食い止めるための活動(水防活動)を妨害することです。

水防妨害罪が成立する要件

水防妨害罪は、「水害の際」に、「水防用の物」を隠したり壊したりして、水防活動を妨害した場合に成立します。

実際に水防活動の開始が遅れたり、水害の範囲が拡大したりといった実害が発生しなくても、妨害行為があれば、水防妨害罪が成立する可能性があります。

「水害の際」とは

河川の氾濫や高潮、津波などが発生して、不特定または多数の人の命や財産に危険が生じている状況のことです。 実際に水害が発生している場合だけではなく、まさに水害が発生しようとしている場合も含まれます。 水害には、高潮や津波といった自然によるものだけではなく、堤防を壊して水をあふれさせたような人為的なものも含まれます。

「水防用の物」とは

土のうや石材、コンクリートブロック、材木、舟などです。

水防妨害罪の刑罰

水防妨害罪の刑罰は、1年以上10年以下の懲役です。

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