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暴行

2016年05月26日

暴行罪の懲役・罰金の量刑相場と逮捕・勾留・起訴の流れや対処法

暴行罪は、文字通り人に暴行を加えた場合に成立しますが、怪我をさせるには至っていないため、比較的軽い罪となります。ここでは、暴行罪ではどのような刑罰が科されるのか、罪を犯した後はどうなるのか、前科をつけない、実刑を避けるためにどうすればよいかを紹介します。 なお、暴行の結果、相手が怪我をしてしまった場合には、「傷害罪」となりより重い罪となります。詳しくは「傷害罪の懲役・罰金の量刑相場と逮捕・勾留・起訴の流れや対処法」をご覧ください。 ※下記に記載する数値は、検察庁統計年報と司法統計に基づき算出しています。

目次

  1. 暴行罪の量刑相場
  2. 暴行罪で逮捕された後の流れ
  3. 暴行罪での弁護活動

暴行罪の量刑相場

暴行罪の刑罰は、2年以下の懲役か30万円以下の罰金となります。 刑罰に幅があり、罪を犯した経緯や暴行の程度などを考慮して事件ごとに異なる刑期・金額が下されます。このような作業を「量刑」と言い、過去の判例からある程度の相場を知ることが可能です。 暴行罪の場合は、有罪となればおよそ3割弱が懲役刑、7割強が罰金刑となっています。 なお、条文には拘留(1日以上30日未満の期間、刑事施設に拘置すること)や科料(広い意味での罰金のことで、1000円以上1万円未満のもの)の規定もありますが、これらの刑はほぼ科されることはないので、懲役刑か罰金刑のいずれかになると考えてよいでしょう。

暴行罪で逮捕された後の流れ

暴行罪を犯すと、被害者からの被害届や告訴、通報によって警察に逮捕されることになります。逮捕後は警察の取り調べを受け、48時間以内に検察に身柄を引き渡すかどうかが決められます。 加害者を裁判にかけるかどうかを決めるのは検察の役目となり、取り調べのために逃亡や証拠隠滅の懸念があると判断されれば、最大20日間身柄を拘束(勾留と言います)されてしまいます。 暴行罪で検察に身柄を引き渡された場合には、およそ8割のケースで勾留が認められており、勾留されれば周囲に逮捕の事実が知られる可能性が高まるなどのリスクが生じます。検察は24時間以内に勾留請求しなければならず、釈放や不起訴に向けた活動は逮捕後72時間以内に行うことが重要となるのです。

暴行罪での弁護活動

暴行罪で逮捕された場合でも、必ず起訴(検察が裁判所に対して判決を求めること)されるわけではなく、実際の起訴率はおよそ3割程度となっています。不起訴となれば前科が付くこともなく、当然刑罰が科されることもありません。 では、不起訴処分を獲得するにはどうすればよいのでしょうか。 暴行罪の場合には、必ず被害者がいるため、被害者への謝罪と被害の弁償(暴行罪の場合は慰謝料を意味します)をし、許しを得ることが重要です。これを一般的には「示談」と言い、示談が成立することで不起訴処分となる可能性が高くなります。 また、暴行事件は喧嘩などの対立関係から発展するケースが多く、正当防衛が成立する場合もあるでしょう。その場合には目撃者の証言を集めたり、相手方の主張の矛盾を証明するなどが求められます。 しかし、これらの活動を加害者本人やその家族が行うのは困難です。特に被害者は加害者に連絡先すら教えてくれないことがほとんどなので、示談したい場合には弁護士に依頼することとなります。 弁護活動はスピードが求められるため、なるべく早い段階で弁護士に相談することをおすすめします。

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